恋人や奥様、家族等、誰でもいいのですが、旅行の同伴者に女性がいたら・・・と思って読んで下されば男性読者も歓迎です。
さて、私は、海外旅行と生理が当たる確率が高く、行った旅行の半分は生理に当たっていました。そんな私が気が付いたことを真剣に書いてみます。
生理痛、重いですか? 薬が必要ですか?
生理痛でなくても、男女共に何の理由であれ薬を飲まれるなら読んでおいて下さい。
生理痛が重い方、おそらく薬を飲んでいると思います。私は処方薬(医師からもらう薬)もOTC(薬局で買える薬)もどちらも服用しています。
色々な薬を持参して旅行に出る人が多いと思いますが、どんなに薬を準備しても、その薬をスーツケースに入れていたら、そのスーツケースが行方不明になったら薬も一緒に行方不明です。
私は昔、生理ではなかったけれど、ロンドン乗り換えの際にスーツケースの移動が間に合わず、どこにあるのか分からなくなり、到着したスペインで受け取ることができず、スーツケースもなしに1週間ぐらいずっと旅行していたことがありました。スーツケースに入ったいたものは、薬はもちろん、服から何から、全く何もなかったということです。
どれほど頑張って薬を準備して持って行こうと、スーツケースが丸ごとなければ、持って行かなかった時と同じ状況です。
現地で買わなければいけない。
そうなると、薬局で英語又は現地語で薬が購入できないようでは困ります。これは、購入することはもちろん、自分にどの薬が効くかやアレルギーがあるかどうかを知っていてそれを説明するということも含みます。
例えば、私にはアスピリンは全く効かないので、「ペインキラー(Painkillers:痛み止めの通称語)を下さい」なんて適当なことを薬局で言って、出されたものがアスピリンだと何の意味もないのです。
それと、日本で飲んでいるものと同じ成分の薬を買ったとしても、成分量が違うかもしれません。私が日本で服用しているOTC(薬局で買える薬)はイブですが、日本の普通のイブは2錠でイブプロフェンが150ミリ、イギリスのイブは1錠で200ミリと、量が全然違いました。日本の調子でイギリスのイブを2錠飲むと、合計400ミリとなって、いつもの2倍以上になり、副作用も強く出るかもしれません。
どんな薬でも効き、副作用もあったことがなかったとしても、かなり成分量の多いものを飲めば効き目も強いですから、何かしら体が反応するかもしれません。もしも日本で服用している薬の成分量を知らないのであれば、旅行前に調べてみて下さい。
生理痛が重いと、薬を飲んでも具合が悪いかもしれないし、憂鬱で嫌ですよね。できれば避けて旅行をしたいものです。
とはいえ、休みまでずらせるわけでもないし、旅行と生理がぶつかるのなら、薬は必ず少量を手荷物に、そして、スーツケースの中にも入れて持って行って下さい。
さて、それでは、生理痛が軽かろうが重かろうが、旅行に行ったとします。薬はいらなかったとしても、生理用品は必要です。
生理用品、どこで買いましょう?
生理がくると分かっていたら、みんな生理用品を持って行くのかな。
私は必ず一応持って行きます。でも、例えばナプキンなら、普通はスリムを1パックだけです。スリムにするのは、単純にそうしないとスーツケースの中で場所をとるからです。
現地でも買えるだろうけど、「すぐにお店を見つけられるとは限らない」と思っているので、買うまでのつなぎで持って行くようにしています(同じ理由で旅行用のシャンプーやコンディショナーも持って行きます)。
もちろん、生理用品ぐらいどこでも売っていると思います。
だけど、パプアニューギニアのロロアタのように例外もあるし、行く場所によっては「必ず足りる量」を持って行かないと、お店すらないかもしれません。
一人旅の私は自由だからまだいいと思う。完全ツアーの人などは、自由時間がなければ買い物にも行けないはずです。もし私が完全ツアーを申し込んであるのなら、生理用品の持参量は、「必ず足りる量」にします。
自分で買いに行けるなら、大きなスーパーが一番安いと思う。国によるでしょうけど、個人の薬局は高いと思います。日本て、ドラッグストアがあちこちにあるのよね。不思議でしょうがないけど、イギリスにもBootsというドラッグストアがあったけれど、どこの国でもあるとは限りません。ドラッグストアなら大きなスーパーと同じぐらいの値段で売っているのではないかな。とりあえず、個人商店は絶対に高い。空港よりはましだけど。
国によっては生理用品には税金がかからないところもあるし、大きなスーパーなら更に安いと思うので、寄っている時間があるのなら、足りなくなる前に先に買っておいたほうがいいと思う。
さて、次は、海外の生理用品自体についてです。
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