海外の生理用品て大丈夫なの？
一番書くのが難しいところです。
答えとしては、「普通に大丈夫だと思う」。
P&Gってあるじゃないですか。あの会社が作っている「Always（オールウェイズ）」というブランドがあるのですが、日本（他多分数カ国）では、それが「ウィスパー」という名前で売られています。
こんな風に、名前は違うかもしれないけれど、P&Gが世界各国で女性用品を売っているはずなので、ひとまず安心です。
秘境は別として、違う会社であっても生理用品ぐらい最低限まともなものを作っている世の中だと思います。問題は、「流通」と「好み」のだと思う。前者は、「自分が生理用品売っているような場所に行くか」ということです。僻地だと、①配送料を含んだ値段になる→②値段が高くなる→③貧しい人が買えないから需要が減る→ とかね。だとしたら、 埃をかぶったナプキンが1000円とかになっているかもしれないので、 日本から持って行ったほうがいいかもしれません。
そして、後者の「好み」についてですが、海外製品は質が悪いと思っている人もいるかもしれないけど、私はイギリスでずっとAlwaysかテスコのオリジナルを使っていたけど、別に何とも思いませんでした。その上、それに慣れてしまい、今でもあちらが私にとっての普通です。
厚さは、ちゃんとスリムもあります。スリムじゃないもののほうが若干値段が下がるかもしれないけど、それは日本も一緒。
ただ、粘着力はすごいと思う。一度、下着にシールが貼りついてしまって、ナプキンははがれたのにシール部分だけが下着に残り、全然取れなかったことがあった。洗濯したら水で濡れてはがれるかなと思っていたけど、とんでもない、全然生き残っていました。もう何をどうしてもとれなくて、結局その下着は旅行に行った時の「捨て下着」にしました。
粘着シートは、羽根付きなら２枚か３枚ついていると思う。日本の製品は一枚シールをはがすと羽根の部分もとれてくれるけれど、日本のものも昔は２枚か３枚だったでしょ。もうみんな忘れちゃっただろうけど。
あの粘着力からすると、シールをはがす時には注意しておかないと、羽根が折れたようになってくっついてしまったらもうはがれないかもしれないと思って下さい・・・。
「質」ですが、4年間、イギリスで一度もかぶれたことはありません。Ｐ＆Ｇの商品をケニアでも使ったし、後はどこだか忘れたけど数カ国で買いましたけど、どこのものでもかぶれたこともアレルギーを起こしたこともありません。
因みに、私は結構な潔癖なもので、何度も交換します。かぶれの大きな原因は大体はムレなので、ナプキンの素材自体に本当にアレルギーを起こしてる人は実際にはあまりいないのではないでしょうか。だけど、暑い国に行く時は、細菌繁殖とかあるし、相当気を遣わないといけないし、嫌ですよね。でも、汗でムレるのは暑い国ならどうしても避けられないと思う。そんな時は、前のページに書いたように、「sensitive skin」用のものがあれば、それを購入して使うといいと思います。 大した効果はないかもしれないけど。
ということで、海外ナプキンについて、文句を書く理由がありません。強いて言えば、「粘着力はもっと弱くてもいいよ・・・」ということぐらい。
そして、タンポンですが、これも大丈夫じゃないんでしょうか。日本のものよりも長くて細い印象ですが、ちゃんとプラスチックに入っていました。アメリカのタンポンはひどいなんて一時期聞いたけれど、今はどうなのかな。今度行ったら買ってみますね。
それから、ナプキンではないですが、おりもの専用シート的な小さなものもちゃんとあります。Tバッグ用のものもあったし。私はこのおり専的なやつは、イギリスのもののほうが断然好きでした。特にBootsオリジナルのやつ。日本のはわざと薄くできているから、ヨレヨレだもの。
こちらは、先日行ったバルトで買ったおり専。みんなこんな感じです。
日本が生理用品世界一かどうか確かめるために、是非海外でも買ってみて下さい。別に日本が素晴らしいわけではないことに気が付くと思います。
韓国なんて、よもぎ入りの素晴らしいものとかもあるし、オーガニック系のナプキンなどというものが何種類もあるらしい。韓国に行った時には生理用品コーナーに行かなかったから気が付かなかった。まだない時代だったかもしれないけど。オーガニックナプキンとか、お土産にもいいと思う。
それから、ナプキンを購入後に紙袋に入れてから買い物袋に入れてくれるのは（隠してくれるのは）日本だけではないでしょうか。そもそも海外はセルフレジが多いし。どうしても隠したいなら、やはり買わずに日本からナプキン持参の方がいいかも。
さて、次はトイレやピルなどについてです。
次のページへ