おそらく日本で一番有名な旅のガイドブックでしょうね。私も出版されている国へ行く時は必ず使っています。
だけど、本屋に全てが売っているわけではないので、行きたい国のガイドブックを出しているかどうかは、まずホームページで確認してください。
http://www.arukikata.co.jp/guidebook/hondana/
本屋さんでは売り切れなことが多いうえ、売れないものは仕入れないので、マイナーな国へ行くなら大きな書店へ行くか、注文することになるかもしれません。
メジャーな国はほぼ1年か2年で更新して出版しているらしいので、中身が90%同じかもしれませんが、購入する時は最新版か確認して下さい。
地球の歩き方は、今では電子書籍での販売があって、タブレットにダウンロードすれば本を持って行かなくてもすらしいですね。
http://www.arukikata.co.jp/guidebook/e_edition/
本1冊スーツケースに入れて持って行ってもたいして邪魔ではないと思うのですが。持ち歩きながらの移動にはちょっと重いかもしれないし、何か国も回るときは何冊にもなって困りますけどね。
因みに電子書籍は順次作成らしいですが、続々出ています。
ところで、地球の歩き方のいいところですが、まずはやっぱり日本語なところです。
日本人向けに危険な情報やら何やらをちゃんと記載しているし。しかも、それが読者からの投稿だととてもためになります。
危険度は強調し過ぎなようにもみえるけど、それはそれで仕方がないことです。出版社として適当なことを書いては、危険な目にあった読者から訴えられる可能性がありますから。
さて、このガイドブックの弱点は、やはり国選びですよね。
基本的に売れる国中心でしか出版しないので。
売れない国や小国は他の国のガイドブックに編入してしまうか、違う形の特集のようなもので販売するか、全く販売しないか。珍しく販売すると、結構高かったりします。
マルタ共和国などは、南イタリアのガイドに入れられてるし、キプロスはギリシャの本の中。オランダとベルギーとルクセンブルグなんて、3か国で一冊だ(小国だから仕方ないけど)。アフリカも極端に少ないし。
それでもあれだけの数を出しているのだから、多分殆どの旅人には十分なのでしょうね。
ところで、「地球の歩き方」は、誰かが「地球の迷い方」と呼んでいましたが、私はそれほど地図がひどいと思ったことはないです。もっと広範囲の地図が欲しいと思うことはあるけど。
写真もロンリープラネットと比べれば結構多いし、アトラクションのオープン時間帯や金額(たまに間違っている)もちゃんと載っています。
とりあえずの旅行にはぴったりではないかと。
もちろんこれだけでは情報が足りない時も多いので、結局ネット検索して、旅行者のブログやHPは絶対に読んだ方がいいとは思いますが。
賛否両論とは思いますが、私はこの本、頑張っていると思っていますし、毎回買っています。