2日目①「喜望峰の町サイモンズタウンへの行き方」


1日半かけて早朝の南アフリカに到着し、寒くてずぶ濡れでも何とか初日を終え、疲れ果ててぐっすり眠った。

2日目のこの日、まだまだ元気に早朝から起床。






私のこの旅行の目的は、「喜望峰を見ること」。

なので、まず、喜望峰に一番近い町であるサイモンズタウンまで行かなければいけません。電車でね。次は最初から車にするけど、電車も結構良かったです。






チューダーホテルでのおいしい朝食を食べてチェックアウトした後、真っ直ぐ駅まで向かっているところ。曇っていて薄暗い。

27 Aug 16.31






駅までの道、牧師さんに、「教会へ行くんだけど、一緒に来ないか」と声をかけられる。宗教勧誘だと思って世間話しをしながら駅まで歩いていたけれど、最終的に結局ただのナンパだった。

牧師の服を着たナンパ師なのか、本当に牧師だったのか・・・。






なかなかしぶとかった牧師さんをやっと振り切って駅へ行き、切符を購入。いくらだったか忘れたしレシートもないので分からないけど、距離的にそう高くはなかったはず。






休日だったからか、人もおらず ホームも静か。

27 Aug 16.50






早目に出でいたため、牧師ハプニングがあったとしても早く到着していたので、電車が来るまでの待ち時間が長く、人が来ると「待ってました」とばかりに話しかけていました。






ケープタウンからサイモンズタウンへ走っているこの電車は、メトロレールのサウザンラインで、サイモンズタウンが終点だけど、全ての電車がサイモンズタウンまで行くとは限らないと思うので、乗る前に確認したほうがいいです。大体1時間ぐらいで到着します。

現在では、観光用のバスが出ているようで、喜望峰にも行けるようなので、これを利用するのもいいかもしれません。






電車旅もいい思い出

やっと私の乗車が来たので車内へ。






安全のためにファーストクラス席を買ったけど、「ここはファーストですか?」と3人に確認してしまった。

27 Aug 17.23






ファーストじゃなくてワーストかもしれないと思ったけれど、考えてみれば、座れる席があるだけましだったと思う。今はもっと綺麗なはずだから大丈夫。

27 Aug 17.23b






電車の中で、子供連れの男性二人がいきなり楽器を弾きだしました。

27 Aug 18.04






かなりの腕前だったので、感動した。因みに、子供は真似だけです。可愛かった。

27 Aug 18.04b






感動もつかの間、募金を募られてようやく状況を理解した。これが私の初めての「電車内弾き語り遭遇」だったので、そういうやり方もあるのだと知った。ファーストクラスチケットは購入していなかったのだと思う。

彼らは、今まで見た電車弾き語りの中では一番の歌唱力とギターの腕前でした。






さて、弾き語りさんたちは駅をいくつか過ぎたら降りてしまい、そこからは静かに窓から景色を眺めていただけでした。

特に、海が見え始めてからは、窓からの景色から目が離せなくなってしまった。






海の向こうには喜望峰。

27 Aug 18.13






もうすぐ着く。

27 Aug 18.14






アフリカ大陸の果てに。

27 Aug 18.18






海は絶景なんだけど、相変わらず寒くて、窓を開けて海を見ていたから尚のこと海風で寒かった。






鼻水をだらだら流しながらへたくそなりに写真を撮ろうと頑張っていたけれど、

27 Aug 18.27






この突然の柵に少々焦って顔をひっこめた。ぶつかるほど近くはなかったけど、単純にびっくりした。近かった。

27 Aug 18.32






一眼で撮りたかった一枚。綺麗だから柵にひるみながらも頑張っていたけれど、コンパクトカメラでは限界がある。

27 Aug 18.33






と思っていたら、ここでコンパクトカメラのストラップが切れてしまいました。どこかに引っ掛かり、それを引っ張ったら切れてしまった。ストラップなしの手持ちでカメラを窓から落としてしまってはいけないので、あっさり窓から撤退し、ここからはただ静かに窓からの眺めを見ていました。






そして、ほどなくサイモンズタウン駅に到着。

27 Aug 18.36






とりあえず、ホテルを探さないといけない。まずインフォメーションへ行こう。

27 Aug 18.44






駅から中心部まではちょっと遠いと思う。






小さいスーツケースをガラガラひいてインフォへ歩いていたら、男の子に話しかけられた。「バックパッキング旅してるんだね」と言われ、この彼の一言で、「バックパッカーはスーツケースでもいいんだ」とわかった。リュックじゃないとバックパッカーではないかのように思っていた。

彼は現地の人だからすぐ行っちゃったけど、友達になっておけば良かった。


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-南アフリカレンタカー運転一人旅

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