アリのお陰でほとんど眠っていないまま起きて、シャワーを浴びて支度をして、集合場所である中庭へ。眠かったな。
チベット入りする宿泊客が集合しています。まだまだ暗い。
そんな時、眠くてフラフラの私に、「おはようございます!」と、思いきり元気に日本語で挨拶をしてくれた日本男子がいました。
「おはようございます」と即座に条件反射で返したけれど、内心びっくりしていた。迷わずに私に日本語で挨拶をしてきたので。
見た目は同じアジア人だけど、日本人じゃなくて中国人かもしれないじゃないですか。なのに、迷わず日本語で声をかけてきたので、驚いてしまった。「何で日本人だって分かったのだろう」って。
驚かせた彼は、一人旅のバックパッカーで、その後旅の途中に何度も会いました。同じ場所に行ってるんだから、会って当然と言えば当然だけど。
さて、早朝に集合した全員は、車に乗って成都の空港へ向かいました。どんな風に飛行機に乗ったかは忘れたけれど、成都からラサまではほんの2時間ほどの旅で、飛行機の窓からは絶景だった。
最初は雪山なんだけど、
少しずつ溶けてきて、
雪なしの山が見えてきます。
更に高度が下がると、雪が溶けた山や川が良く見えるようになった。
そして、更に下がり、陽も照ると、村らしきものも見えてきました。
そのうち、村らしきものの様子がもう少し良く分かるほど低くなりました。これ、私のお気に入りのうちの一枚。良く撮れていないけれど、見た時は感動だった。こういう所へ行きたかったけど、どこだろうね。
さて、そしていよいよラサに着陸です。突然富士山の上の高さへ到着したということ。
先頭で旅行代理店の方が全員分の入境許可証を見せてくれて、入国審査無事終了。ぞろぞろと全員でイミグレを通過しました。
だけど、ここからはもう実際には自由行動だったので、バラバラに出口へ。空港の出口付近まで行くと、ラサ市内行きのバスが待っているのが見えました。チベットにも空港⇔市内のバスはちゃんとあったので安心した(今ならきっとタクシーもあるんじゃないかな)。
バスへ向かって歩いている時、今朝ほど元気に挨拶してくれた日本男子が先を歩いていたけれど、特にこの時は声をかけなかった。旅行でベラベラしゃべっていますが、基本的に一人旅者には気を遣います。純粋に一人でいたいかもしれないので、あまり邪魔をしないようにようにします。
だけど、それ以外に、少々日本の旅行者への恐怖心があるもので。日本人は、私の中ではいい旅行者ベスト3にも入っているけれど、ワースト3にも入っています。だから、話かけるのもちょっと怖い。
彼に声をかけないままバスに乗り込み、いつものように一番後ろの端の席へ。隣はアメリカ人の男性で、チベットに住んでいる友達がバス降り場まで迎えに来てくれると言っていました。
私はこの時もまだホテルを予約せず旅をしていたけれど、行こうかなと思っていたホステルは一応あったので、そのホステル名を彼に告げると、車で乗せて行ってくれると言ってくれました。
到着後、遠慮なくお友達の車に私も乗り込み、私が宿泊予定のホステルで降ろしてもらいました。彼らは違うホステルへ行くので、「いっぱいだったら僕らのホステルへおいでよ」ということでお別れしました。ありがとう。
フロントで話してみたら、お部屋は空いており、連泊も可能とのこと。この時はまだ体内の酸素がたっぷり残っており、高山病などかかるわけがないとまで思っていたので、同じ部屋での連泊を希望しました。
ところが、ほんの2時間後ぐらいから、どんどんおかしくなっていったのです。