北極で暑すぎてカーテンを閉めて眠った翌日は、セスナツアーから始まりました。
ツアーはみんなホテルまで車で迎えに来てくれるので、ホテルのフロントで待っていました。時間通りにやってきたミニバンに乗って、セスナ乗り場へ出発。
私は体が小さいからセスナの前(助手席かな)に座らせてもらえるかもしれないとツアー会社の人から聞いていました。
当日の朝、やはり体が小さいから前へ座っていいよと言われたけれど、荷物は後ろへ置いてと言われた。
私の荷物というのは、外見はただのリュックだけれど、カメラバッグになっていて、レンズが入っています。
だから、レンズを交換したいのならバッグを後ろへ置くのは無理でした。なので、折角だけど前の席はお断りしました。
でも、断って正解だった。助手席では写真など撮れなかった。プロペラが思いっきり邪魔していたので。写真を撮りたい人は、その席の窓から写真を撮れるのかどうか聞いた方がいいと思う。でも、ただ見ているだけでも邪魔だと思います。操縦気分を味わうのなら断然前だと思うけど。
さて、セスナへ乗って最初にやったことは、
蚊殺し。
やはり、ここにも入ってきていた。出発までの、説明を聞いたりヘッドホンをつけたりしている間に、15匹ぐらい殺しました。というか、むしろ蚊殺しに忙しくて何も聞いていなかった。
さあ、それでは出発。ちゃんと滑走路がありました。
最初は低空飛行だったけど、
すぐに迫力満点。
これはすごい。
めちゃくちゃ楽しい。
少し溶けている水があると(氷なのかな)、それがアクセントになって、すごく綺麗に見えた。
言葉もいらぬほど綺麗なので、とりあえず、数枚どうぞ。ボートツアーも行くけど、視点が違うから迫力が違うよ。
こういうのって、地平線ていうんだろうか、水平線ていうんだろうか。
大きな割れ目が。
川みたいに見える。
既に溶け出していたのです。
雪と氷を避けて撮れば、どこかチベットのようでもあった。
でも、ここは北欧。イルリサットの町は、氷がなくてもカラフル。
さて、セスナツアーもそろそろ終わり間近です。
というところで、本当にすぐにツアーは終了。楽しかった。1時間ぐらいだったかな。やっぱり乗り物はいいですね。
これが乗ったセスナです。
セスナは生まれて初めてだったし、大興奮でした。さすがに飛行中は蚊も入ってこなかったので、集中できたし。
一人だったら断られていたはずのツアー、カップルがいてくれたおかげで助かりました。ありがとうカップル。
そして、ホテルまで送ってもらって解散です。
朝一のセスナツアーが終わっても、まだ午前中だった。お昼になって、又ホテルの1階のレストランでランチを食べたけど、
やっぱりおいしくなかった。またほとんどパンとバターだけで終わった。
次は、デイタイムボートツアーです。