2日目①「アイスランドアークレイリへ到着」

「起こされませんように・・・」と願って眠ったけれど、全然起きる様子もなく熟睡したらしい。

すがすがしく朝を迎えました。




熱いシャワーを浴びて、朝食へ。遅めに行ったのであまり残ってなかったけれど、バター目当ての私は今日もパンとバターで十分。そして紅茶で完璧。






フロントでタクシーを呼んでもらいました。国際空港までは片道無料(ホテル支払)なので、ホテルの専属タクシーかなんかがいるんだろうな。

フライトは14時の予定で、アークレイリへの国内線直行便でした。到着は14時45分の予定。






国内線の空港までタクシーで行ったらすごく高いだろうから、一度国際空港まで戻り、そこからフライバスで国内線の空港へ向かいました。

ケフラヴィック国際空港からは、往復でフライバスのチケットを事前に購入してありました。往復で当時4500アイスランドクローネだったのですが、2019年8月現在、7799クローネと出ました。何かの間違いとしか思えない。

フライバスのHP






フライバス、行きはケフラヴィック国際空港から国内線のレイキャヴィック空港までで、帰りはレイキャヴィックのホテルから国際空港まで。降りる場所と乗る場所が違っても買えるのが嬉しいです。

でも、行きはバスターミナルで乗り換えだった。ケフラヴィック国際空港から一度フライバスのターミナルへ行き、「国内線空港の人はこっち」と誘導されたけど、すぐ出発ではなかったのでターミナルで待たされました。特に何も買うでもなくボーッと待っていた。早目に出発しておいて良かった。






その後無事にレイキャヴィックの国内線空港へ到着。夏に来ていたのでどんな空港かは良く分かっていた。ヒマな空港です・・・。






そして、時間通りに出発する様子もない飛行機にちょっと焦ってきた。

アークレイリとは、アイスランド第二の都市で、北部にあります。なぜここへ行こうかと思ったかといえば、やはりオーロラだった。見える確率を上げたかったので。そして、レイキャビックに続いて大きい都市となればクリスマスツリーもキレイかな、と。

だけど、レイキャヴィックよりもやはり寒いのです。北だしね。雪も降るし、飛行機が飛ばないのではないかと心配していました。だから、なかなか搭乗させてくれないと不安になるのです。

少し遅れても無事に出発してくれた時は安心した。






アイスランドの日の入りは、冬は4時ぐらい。できれば明るいうちに着きたかったので、それほど遅れなくて助かりました。






アークレイリはとっても小さな空港。レイキャヴィックとは全然風景が違うことは到着してすぐにわかりました。




雪がいっぱいだったから。


アイスランドならどこでも雪が降って凍っているわけではないのです。首都はイギリスと同じぐらいしか寒くなかったし。






空港で荷物を受け取ると、タクシーと書いた電話が壁にかかっていたのが見えました。万が一タクシーがいない時はこの電話で呼ぶのかなと思って外に出たら、万が一どころか普通にタクシーがいなかった。

私の前にいたアジア人と西洋人のカップルも途方にくれており、一緒にタクシーを待っていたけれど、全然来ないので、諦めてタクシーを呼ぼうかということになりました。

そして、彼女が空港内へ戻ってタクシーを二台呼んでくれた。




待つこと10分ほど。


ああ、やっと来た。でも、一台。


先に二人を乗せ、「もう一台くるんでしょ?」とタクシーの運転手さんに聞くと、何の話?みたいな顔だった。流しのタクシーだったかもしれない。






そして、再び待つこと5分ほどで、やっとタクシーが来ました。凍える前に来てくれて良かった。「もう一台来ちゃうのかな」と聞いてみたら、「知らないよ」と。どうやらこれも流しのタクシーだったらしい。




そうなると、呼んだタクシーはどこへ・・・


アークレイリへ行く方々、もし今でも空港が小さいままだったら、タクシーを呼ぶ時は空港内の電話からです。インフォメーションデスクがあるわけでも何でもありませんので、電話を見逃さないようにして下さい。そして呼んだのとは違うタクシーが来ても、気にせず乗ってください。自分が呼んだはずのタクシーが来たとしても、違うお客さんがちゃんと乗るでしょうから大丈夫です。






さて、流しのタクシーで、ホテルまで。






チェックインを済ませて、スーツケースを部屋へ置いてきて、フロントで色々と聞きました。

そして、アークレイリでも、「ツリーの点灯は土曜日だよ」とのこと。

この日は木曜日、私のアークレイリ宿泊予定は3泊。ギリギリだ・・・。






しょうがないけど、何かあるだろうと思って出かけることにしました。今晩からはちゃんと三脚を持って出ています。






まだ5時ぐらいだというのに、アイスランドは暗い。

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一応お店は少しやってるみたいだけど、静かだった。因みこれはメイン通りです。

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海沿いへ行こうかなと思って、大通りへ向かってみた。雪があちこちにあったけど、道はそれほど凍っているわけではありませんでした。

だから調子に乗ってすたすた歩いていたら、

ずるっ

とやりました。

首からは一眼をかけていました。それを守りたくて、左手でカメラを持って地面に右手をついたというか、右半身全部でカメラのあった左半身をかばってしまった。

一番被害が大きかったのは右手だった。手袋をしていたので少しは良かったけど、手袋は泥だらけに。だからと言って手袋をはずしてしまえば手がしもやけになるかもしれない。




仕方がない。このままいくか・・・。


そしてこの先3日間、ずっと雪と氷におびえながら歩くことになってしまった。

夏のアイスランド旅行ではキョクアジサシに怯え、冬では雪と氷に怯える。

それも、かなりの根性無さっぷりを発揮しながら、旅行に支障が出るほどの怯え方だった。アリの方がまだ早いのではないかと思うぐらいゆっくり歩いていました。






私はこの旅のために、ノースフェイスのブーツを買ってありました。だけど、靴底に滑り止めがついているわけでもなく、買うものを間違えたみたいだった。何故登山靴にしなかったのかとつくづく後悔した。

だけど、私の一眼は守れたし。本人は骨折もしていないし。無事で何より。






それにしても、手のひらにも青アザってできるのですね。

アザの写真、撮っておけばよかった。


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-アイスランドレンタカー運転一人旅(オーロラ編)

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