オーロラを夜な夜な待ち、無理だなと思って深夜に床に就くも気になって熟睡できずに何度も起きてはカーテンを開けて窓の外を見ているような人は、もちろん朝から起きるつもりなどなし。
朝食付きのホテルだけど、一度もここで朝食を食べませんでした。
どうせアイスランドの冬は日が昇るのが遅いのです。私もゆっくり寝坊を・・・。ということで、起きてシャワーを浴び、のんびり支度して、完全なる寒さ対策をしてやっとお出かけ。
今日はまず、あの丘の上に行こう。見晴らしがいいかも。地図を見ると植物園もあるし。
教会の階段を上り、緩やかな上り坂にたどり着きました。
見下ろせば、私がろくに歩くこともなかった大通りが。この道の先が空港です。
逆方向はこちら。昨日の夜は、あの左端の向こうで写真を撮っていました。
こちらの写真だと雪の積もり具合がもう少し良く分かるかな。
私が歩いてきた道。ゆるやかな傾斜。
たったこれだけの傾斜にも怯え、というより、坂じゃなくても怖え、歩くこと自体が怖くて、一歩一歩踏みしめながら歩いていた。外から見たら絶対に怪しい人だったと思う。
ところで、この写真、全部まだ昼過ぎです。冬のアークレイリが曇った時は本当に暗い。
さて、やっとアークレイリ植物園に着きましたが、閉館でした。
何で気が付かなかったんだ。冬じゃないか。花なんか咲いていないでしょう。ということまでは分かっていたのですが、何かしらあるかなと期待して行ったのです。温室とか。
でも、全然開いていなかった。まあそれもいいです。仕方がない。冬なんだから。
でも、少しドアが開いていたので喜んで中に入ってみたら、
一面の雪 雪 雪
が積もっちゃっていて、全然何も見えない。
ああそうか。何かしら違うものがあっても、雪が積もっていて見えないんだ。アホみたいだな・・・。
そして、写真を撮ることもなく去りました。早速お腹がすいていたし。ほんのちょっとしか歩いてないのに、えらいこと時間かけて行きました。
HPを見て確認したら、6月1日から9月1日までしか開いてないみたいでした。
仕方なくホテルの方へ戻ることにした。
教会でもちょっと写真を撮ろうとしたけれど、あまり見晴らしも良くなく、教会を背に階段を見下ろすのが一番良かったかも。教会の夜景は翌日の晩にしました。
上の写真には入らなかったけど、写真の左手前あたりにあったレストランへ入りました。
お腹がすいていたので、スシとか書いてあったけど、何でもいいやと思った。歩くのも嫌だったし。
そして入ったレストラン、またしても誰もいなかった。私はアイスランドで一番最初に食事をしようとする人なのかもしれない。毎回一番乗りだ。
店内は可愛かったです。雪模様の向こうは私のホテル。
誰もいないけど清潔だったし、暖かかった。
何を注文しようか。スシなんてなぁ。日本が一番おいしいだろうに。ロンドンだって、インチキスシ屋は、お米が食べられたもんじゃない。
まぁいいや。嫌なら持ち帰りたいって言って残せばいいし。
ということで、良く分からないこのセットで。
ありゃ。
めちゃくちゃおいしい・・・
もしかして日本はいずれアイスランドに抜かれるかも・・・とまで行かないけれど、日本のスシにはないおいしさがありました。私はこの時、カリフォルニア巻をかなり見直した。というか、これを機に嫌だと思わずに食べられるようになった。
アイスランド、お寿司まで美味しいとは・・・
そしてこの美味しいアイスランド寿司屋さん、 Rub23 と言います。
HPはこちら(英語)
私が食べ始めたあたりから続々とお客さんが来ました。やっぱり大人気なのだ。一番乗りで良かった。
さて、これからツアー会社に行って、オーロラツアーの相談をしてみよう。