2016年4月30日更新
このレンタカーの借り方のカテゴリは、最初の「国際免許をとろう」から始まっています。文字だけで説明していた記事を読みやすくするた め、随所スクリーンショットを入れる等の変更を加えながら文章も少し直していますが、この記事は主に最後の文章追加のみです。
予約画面を進み、さあお支払い。これ、普通クレジットカードです。基本的に、クレジットカード持ってない人はレンタカー借りられません。
クレジットカードを持っていない=負債が大きい(特に海外では)、という可能性もありますので、レンタカー会社としてはそのような人に高価な車を貸したくないと思います。車持って逃げられたら困るし。
じゃあ絶対にクレジットカードでは借りられないのかなと思ってちょっと検索してみました。まず最初に見つけた例外として、「デポジット分ロックかけられるなら、デビットカードで借りられることもあるよ」というものでした。
でも、デビットカードだけ持っていてクレジットカード持っていない日本人ているのでしょうか。デビットの方があまり流通してないと思うのですが。
そして、現金で何とかできないものかもちょっと見てみました。早速現金で借りられることをうたっているアメリカのレンタカー会社を見つけましたが、ここもデポジットを現金で支払って、ちゃんとした身分証明があること等の条件でした。
そこでやっと気づいたのですが、これはやはり外国人には適用じゃないのではないかと。だって、レンタカー会社は車の返却後もクレジットカード番号を残しておくので。
あなたが運転中に起こした違反等の罰金の請求は、後日、車の所有者であるレンタカー会社に行きます(違反のその場で警察に止められ、その場でお巡りさんに罰金を請求されることは普通ないと思います)。そして、レンタカー会社がその請求を支払うのですが、レンタカー会社は、この罰金と立替手数料をちゃんとあなたのクレジットカードに請求してきます。
デビットカードでカード番号を保存できるのでしょうか。どなたかカード会社の人教えて下さい。カード利用時に即座に銀行から引落になるデビットカードは、クレジットカード会社が立て替えて後日利用者がクレジットカード会社に支払う方式と全然違います。デビットカード番号保存してたら、詐欺し放題のような気がするのですが、どうなのでしょう。しかも、利用者も返却後銀行口座をカラにしてしまえば罰金の引落は不可能になると思うのですが(銀行が立て替えてくれるタイプのデビットなら大丈夫ですけど)。
法学部から離れて久しいので、こういった複雑な詐欺に対し頭が回りません。すいません・・・。
そうすると、もしレンタカー会社がデビットカードの番号をキープできない場合又は初めから現金支払いだった場合、交通違反など後から立て替えた罰金はどうやって請求するのでしょうか。
ですが、これが同国の利用者ですと、身分証明を提示していますし、その人の家に直接文書を送ることもできますよね。訴えることも簡単です。海外でも文書発送はできますが無事に取り立てられる確率は下がりますし、訴訟行為の費用は膨大なものになります。
クレジットカード持たずに海外旅行する人は学生ぐらいだとは思いますが、現地で突然車を借りたくなったけど、クレジットカード忘れてきちゃった、ってことならあるかもしれませんよね。そしたらもしかして、現地で現金で借りられる小さなレンタカー会社もあるかもしれないし、どうぞ諦めずに(^-^;
私、初めて海外で車を運転したのが南アフリカだとは旅行記に書きましたけど、この時、クレジットカード持っていなかったんじゃないかと思うんですよね。良く覚えてないのですが、当時はトラベラーズチェック持ってましたから。カードあったら多分トラベラーズチェックなんて持っていかないのでは・・・。そして、レンタカー屋さんがホテルまで車を持ってきてくれたのだから、もちろん当時ポータブルのカードマシーンがあったとは思えないので、やはり現金かトラベラーズチェックで払ったと思います。返却時はただ鍵をバックパッカーの宿に置いてきただけで、誰かがチェックに来たわけではありません。
でもどう考えてもクレジットカード以外での支払いがスムーズとは思えないし、大多数のレンタカー会社はクレジットカードないと車貸してくれませんので、まだカードお持ちでなければ作ってみて下さい(JCBはヨーロッパではあまり使い物になりません。私は腹立って解約しました)。
さて、交通違反ですが、一方通行を入ってしまったとか、慣れてないので逆側走行したとか、そういった違反はですね、カメラついているかおまわりさんいないとばれません。ばれようがないですからね。
カメラについてはイギリスしか分かりませんが、イギリスはカメラ国家で、ばっちりと写真撮られます。でもこのカメラは、高性能でばっちりと写真を撮るか、経費削減か何かでフィルムが入ってない空カメラかどちらかなはずです(フラッシュだけは光るので、写真撮られたと勘違いします)。
そして、ロンドンの中心部入るには、税金を払わなくてはいけないのですね。まだイギリスに住む前に車を借りて運転した時、この税金のことを知らず、エリアに入っていって罰金とられました。レンタカー会社が払ってくれて、罰金よりはるかに高い手数料と一緒にカードから引き落とされました。帰国後一か月ぐらいで手紙がきたのですが、その数日前にカードのオンライン明細で気が付いてレンタカー会社にメールしていたので事情は聞いていました。
10ポンドほどの税金に対し、30ポンド(50ポンドかも)ぐらいの手数料払ったのかな?こういうこともあるので、レンタカー会社はカード情報が必要なのです。
さて、罰金ではなくて切符・点数についてですが、あまり書きたくないのですが、国際免許なら日本の免許の点数には影響しないはずですので、その辺の心配はしなくてもいいかもしれません。ただ、違反事項により裁判所に出廷が求められることがあり、これに出頭せず必ずしも大丈夫かという点については分かりません。国により罰金で済むこととすまないことがあります。それはその国の道路交通法を調べないと分からないことですから、安全運転と無違反運転でお願いします。
さて、クレジットカードを持っているとして、お支払画面で、全額前払い又は一部支払い又は全額後払いか聞かれると思います(ほとんどの場合は前2者です)。私はいつも全額前払いにします。キャンセルする可能性が高い時は別ですけど。
一部前払いって、だいたい中途半端な額なので(12.6EURとか)、残額も中途半端となります。そんな中途半端な額だと紛らわしくて、当日不正にちょっと多く請求されても分からないので。先払い優先ですけど、例外として、為替がやたらに上がっていて、借りる時にはきっと下がっているだろうという時はちょっと考えます。
でもまあ、為替が上がってもそんなに損する額を払ったことはないのです。ブログとかで見ると、何か日本の方は随分高いお金出して借りてるみたいですが、私は基本的に追加保険入れて1万円から2万円内です(借りる期間は4日から8日ぐらい)。先日ケニアで6万円ほどしましたが、記憶にある限りそんなに高い金額をレンタカーで支払ったのは初めてです。
事前に予約すると安いですからいつもその値段なのですが、現地で借りることも4回ほどありまして、そんな時は1日8千円から1万円しましたが、多くて3日ぐらいしか借りませんので総額はあまり変わりありません。
でも安くあげたいなら「事前」に予約、そしておそらく「予約会社」を通したほうが安くなり、「全額前払い」だと少しお得なことがあります。基本はその3つぐらいでしょうか。
そして、前の記事をまとめますと、チェックしてほしいのは;
①夜・早朝借りる人は、時間外手数料が含まれているか
②空港内で借りる人は、空港税が含まれているか(ほぼ100%大丈夫です)
③追加保険分の料金はいつ払うか(予約時か現地か、又は追加保険には入らないか)
④追加オプションの料金を考慮(ナビとかですが、現地払いです)
⑤満タン借り満タン返しでないなら、レンタカー会社でガソリンを買わされるかどうか(これ書いてないですね。後で追加します)
⑥返却場所が違うならその手数料が入っているか
⑦クロスボーダーするならばその手数料
そして、車を借りる前は、空港外オフィスの場合で迎えがない場合は交通費、それから、車を借りた後にガソリン代、高速代、そして違反・罰金代です。
次の記事ではレンタカー引き渡し日のことについて。
※ 2016年4月30日 参考までに追記
ポルトガルの高速は一部有料で、その料金は郵便局で何か買って貼ってくれとかって言われた気がします。どんなだったか忘れましたが、到着は金曜日、出発は月曜日で、郵便局が土日休みだったので買えませんでした。レンタカー屋に到着した時にどうしようかと尋ねたら、後から高速代請求の手紙がいくかもと言われました。そして返却の際、いつ頃手紙来るのかなと別の人に言ったら、義務があったから言ったまでで、手紙なんか来ないと思うよと言われました。実は私もちょっとそう思ったんです。何せ数十円レベルだったので。切手代のが高いから・・・。
ただですね、もしもこれがレンタカー会社に請求が行くシステムになってたら別だったと思います。レンタカー会社は、1円に対する立替手数料を100ユーロ請求することだってできるわけだし。そうなってくると、上記のロンドンでのように、カード請求されてくると思います。