ケーブルカータイムが終わり、ようやくエリチェに到着。
地図をもらおうと思ってインフォメーションを探したけれど、良く分からないから面倒になってやめました。小さな町だし、地球の歩き方の地図だけでいいよ。
お腹が空いたからお昼にしようということで、最初に目についたレストランへ入ってみた。もう年現在は閉店しているようです。
このお店、英語が一応通じたもので、食事中終始質問されました。一人だから話しかけやすいのだと思う。よくあることね。
私の大好きなブラッドオレンジジュース。
そして、イタリアではこればっかり食べている大好物のボンゴレと、付け合わせのポテト。
結構おいしかったよ。値段は忘れましたが、少し高いと思ったことは事実。
そして、食後はオレンジジュースを外へ持って行き、テラスで頂きました。すいていたし。
さて、食事も終えたし、とりあえず、ノルマン城のほうへ歩いてみよう。
崖から見下ろすシチリア。やっぱり高いな。
壁沿いに緩やかな坂を上る。何だろうこの看板。
逆側はこんな感じ。
右側の壁沿いのほうが景色がいいから、そちら側を歩こう。
そしたら、今度は左側に花が見えた。まだ寒いイギリスではこんなに花は咲いていなかったから、ちょっと羨ましい。
お花は右側の崖にも少しありました。
シチリア島のいい眺め。
もう少し快晴だと良かったけどな。
下に猫を発見。白猫に忍び寄る黒い影は私。
気に入って1枚。
そろそろノルマン城です。
おや。開いていないみたいだ。4月だとオフシーズン?入口違う?
分からないけど、仕方がないので諦めてそのまま左へ道なりに歩きました。
城を背に左方向へ歩いていたら、建設中の家が沢山あった。砂埃で非常に苦しくなった。木屑とかも。
のどかな街並みを期待していたけれど、一気にホコリまみれになってしまった。その上、眺めもそれほど良くなく、何か段々とつまらなくなってきた。
地球の歩き方のへんてこな地図しかなかったので何だか良く分からなかったけれど、一応ケーブルカー乗り場方面へ違う道から戻ってみることにしました。
咲いてる咲いてる。
飛行機で2時間飛んだだけでこうも違うんだな。
と思ってブラブラ散歩をしていたら、ケーブルカー乗り場付近へ着いてしまった。
どうしようか。ここ、何もなさそうだけど。
そして、迷ったけど、面白くもなさそうなので戻ることにしました。あっという間のエリチェ。
そして再び長いケーブルカーへ。でも、乗って良かった。
すごい雲だった。
雨が降るかも。
早くエリチェを出て良かったと思いながらケーブルカーで降りて行き、バス停へ行きました。
バス停には親子が待っていて、「このバス、トラーパニへ行くんだよね?」と聞いたら、そうだけどちっとも来ないと言われた。もう1時間近くも待っていると。ドイツ人の親子でした。
「歩いたほうが早いかも」と言って、ものすごく大きなバックパックを背負って行ってしまった。
そして私、「1時間も既に待ったのなら、もうすぐ来るに違いないよ」と思って待ち始めたけれど、20分経ってもバスは来なかった。
「ダメじゃん・・・」と諦め、違うバスで帰ることにして、バス停を探しに行きました。トラーパニまでは数キロある(と勘違いしていた)ので、全く歩く気はなかった。ろくに地図も見ていなかった。
とりあえず大通りへ出て最初に見つけたバス停で待ってみた。後ろにいた女の子にトラーパニへ帰りたいと言うと、このバス停で大丈夫だと言うので、しばらく彼女と話しながらバスを待っていました。留学していたらしく、英語がペラペラだった。楽しいひと時。
そして、彼女のバスが来たので、彼女とバイバイ。私のバスが来た頃にはもう夕方だった。
そのバスに乗ったはいいが、忘れずに「トラーパニだよ」と言ってくれたこともいいが、乗った場所とは違う場所で降ろされた。 地球の歩き方の地図の外だったみたいだし、 どこだか分からない。
まあいいや。散歩しながらゆっくり行こう。
そして、反対に歩いて行ってしまったのでB&Bに戻るまで随分時間がかかったけれど、やっと到着。一度部屋に戻って少し休んで、今度は晩御飯へ出発。
どこに入ったか分からないけど、入口にトリップアドバイザーのシールが貼ってあったレストランにしました。近かったし。
隣に座ったオランダ人の女性も一人旅だったのでしばらく話していました。何と彼女はもう3日も連続でそのレストランで食べていると言っていた。よっぽど美味しいのだろうと期待しました。
そして、確かにおいしかったビステッカ(薄いステーキ)。
もっと頼むべきだった。ここでこそボンゴレを頼めば良かったのかもしれない。確かに美味しかったけれど、正直、グリルするだけのステーキでは味が良く分からない。1200円ぐらいだったと思います。
お店を出ると小雨が降ってきたので、急いでB&Bへ向かいました。
それから洗濯してシャワー浴びてベッドへ。
明日はトラーパニを少し歩こう。