すがすがしい朝。
いいお天気。
イギリスとは違うな。
と思いながら、朝食へ。
このホテル、朝食の場所は、上にあるレストラン(バーかな)でした。それがまた良かった。
見晴らしがいいのだもの。部屋よりこっちの方がずっとシービューだよ。
朝食終了時間ギリギリに行ったので、ほとんど誰もいなかった。それもまた良かった。快適だった。
終了間近ではあったけれど、ちゃんと朝食は残っていました。ビュッフェタイプだったのに。
こんなに食べるつもりではなかったけれど、 別に何も考えずにとってきた私の定番の朝食メニュー。
朝食なのに、ビュッフェでただハムとかを取ってきただけなのに、めちゃくちゃおいしかった。特に、チーズ。あまりにおいしくて、次の朝、このチーズはどこに行ったら買えますかと聞いたほどでした。
因みに、「それは子供向けのチーズで、スーパーでどこでも買えます」と言われました。私のチーズ年齢は5歳ぐらいだった。
それから、紅茶。ホットミルクが泡だけど、カフェラテではないのよ。
さて、朝からからそんなに食べるのかと驚くほどしっかりと食べて、お部屋へ。
そして、カメラバッグをしょって、外へ。
私のアルゲーロでのお目当ては、ネプチューンの洞窟でした。
どこでもありそうな鍾乳洞だと言われればそれまでな鍾乳洞だけど、一応アルゲーロの観光地になっており、地球の歩き方にも載っています。
鍾乳洞までは、イタリアらしく、ボートに乗って行けるの。それが気持ちよさそうだった。
鍾乳洞の洞窟行のボートは、アルゲーロの港から出ます。港沿いにあるチケット売り場でチケットを買って、そこから乗れます。
なので、真っ先に売り場へ行ってみた。因みに、売り場と言っても、建物ではなく、一人しか入れないような小さな小屋のようなところでした。
でも、売り場へ行ってみたら、今日は出発しないと言われた。 理由を聞くと、
波が荒いから。
どの辺の波が荒いのだ。
という程度の波だったんだけど、あっちのほうは(どっちだ)荒いらしかった。
良く調べていなかったけど、船が小さいのだろうと思いました。あの程度の波で出航しないなんて。今思えば、あの洞窟の入口を考えたら小さくて当たり前です。
さて、どうしようか。
もちろん陸路でも行けるけれど、車ならすぐだけど歩いて行くには遠すぎる。
おまけに、陸路だと洞窟の上に到着するから、そこから数百段の階段を降りなければいけない。ということは、戻る時は上りだ。
ボートなら、海を優雅(っていうほどでもないだろうけど)にクルーズしたまま、洞窟の中に入って到着。そこからは徒歩で洞窟内を見学。
キレイだし楽だし、階段の時間も省けるし。
まあ、明日丸一日あるし、今日は諦めようか。
でも、絶対に明日には乗りたいから、朝一番でもいいから船が出るのなら電話して頂戴と携帯の電話番号を渡しておきました。
このお兄ちゃん、国際電話をかけることになるのに、あっさりと快諾してくれた。テキスト(日本でいうショートメール)で済ませるつもりだったのかな。
とりあえず、このお兄ちゃんを信用した私は、その場を去ることに。
さて、どうしようか。
サッサリでも行くかな。
サッサリへのバスは、ホテル前の広場から出ています。チケットも広場のチケット売り場で買えます。
チケット売り場へ行って、次のサッサリ行きのバスチケットを購入。午後のバスだったので、それまではアルゲーロの町を歩くことにしました。
とりあえずインフォメーションが目についたので、まずそこへ入ってみた。女性がいたので、「洞窟まで行きたいけど、船が出ないと言われたから、他の会社の船はないですか」と聞いてみると、ただ無言で洞窟のパンフレットを渡された。
以上。
あまり英語を話せない人らしかった。
確か、そのパンフレットには、夏季でないと船の数が少ないと書いてあったような気がする。夏季に行くなら、午後便もあるかもしれませんね。
とりあえず私は、そのまま旧市街へお散歩に。