トイレは諦めたけれど、トイレへのあの怖い橋からの写真はちゃんと撮っておいた。あそこで用を足したら、きっと眺めがいいのだと思う。
高いから見晴らしがいいし、便秘でも悩まなかったに違いない。
あっちにも、もう一つ高床トイレがあるように見えます。お互い手を振りながら用を足せそうだ。
さて、トイレから村へ戻ると(というほど遠くないけど)、高床式住宅の写真を撮らせてもらいました。
こんな風に洗濯物を干していた。
村の人たちが出てきてくれたから、ガイドさんの通訳で少し話をしました。
そしたら、若者が突然木に登って、私にヤシの実をとってくれた。どどどっと登って行ったよ。一瞬だった。すごい。
取った取った。
そして、降りてきて割ってくれた。
食べなと言ってもらったので頂いてみたが、とてもまずかった。
まず第一に、ぬるかった。冷えていない時点でおいしさ半減。そして、この実はまだ若すぎました。全然味がなかったよ。もう数日待てばいくらか甘かったかも。
素直に渋い顔をしたら、みんなに大笑いされました。熟れていなかったのを知っていたみたい。やだもう。
さて、ココナッツの渋顔の後は、場所を移動して又家を見せてもらいました。
この村では家の中には入れてもらわなかったけど。
暑いから、家の下で日よけ。意外なところで使える高床な家。
そろそろ下校時刻になったのか、子供たちが帰ってきました。この後、もとたくさん帰ってきて、子供だらけな感じになった。
私はまだ家に惹かれており、
日本も昔はね、
高床住宅があって、
それが原点なのだろうけどね。
これから作ろうと思っても、バリアフリーじゃないし、高齢社会では難しい。
洗濯からの帰りの子供たちかな。
この後、小さい子供たちがどんどん私の回りに集まってきてしまった。その時に聞いたガイドさんの話が印象的で、部族の違いは、髪のカールで見分けられると言っていた。
確かにみんな、くせ毛具合がそれぞれ違うと思う。大区分でしか分けられないと思うけど、小さな村では十分だよね。
子供たち、みんな元気で、私のもとをなかなか離れてくれなかった。言葉は通じないけれど、しばらくつかまっていました。面白がって髪の毛を引っ張られたり、色々とされた。
その後、時間になったのか日が暮れるからだったか忘れたけれど、みんなとお別れをして、帰路につきました。
再び窓からの写真。
「撮りがいのある風景」とは言えないと思うけど、
この国が都市化した時には、とても貴重な写真となるのだと思います。
さて、無事着いたはずだけど、この後の写真がないの。ホテルで夕食にしたと思うけど、写真がないので何を食べたのかもわからない。
でも、夜、ものすごく寒くなったのは覚えています。ホテルは新しい部屋の方で、多分、いい部屋にしてくれたのだと思う。だけど、すごく寒かった。
どうやって冷房を止めるかわからず、フロントに電話して、「すごく寒いんだけど、冷房どうやって止めるの?」と聞いたら「今行くよ」と言われた。
そしてしばらく待たされたあと、やっと誰かが来たのでドアを開けたら、男性が脚立を持って立っていた。
そんな高い所にリモコンがあるのだろうかと思いながら中へ入れると、脚立を使って登り、天井に近い、エアコンの風が出てくるところを開け始めました。
「ちょっと待って、壊れてるんじゃなくて、温度調整だけ。寒いからもう少し温度高くして」
と説明したら、
「ここを開けて冷房の中からやらないとダメなんだ」
と言われてしまった。とっても大きな事になってしまったみたいだった。
そしてこれが、本当にただの温度調整で済んだのか電源を切ってしまったのか覚えていないけれど、確か電源を切ったような気がします。結局、「温度は変えられない」と言っていたと思うので。
でも、止めてもらったけれど時は既に遅く、私は寒くて鼻水が止まらなくてダラダラとたらしていた。
だけど翌日は無事にちゃんと既成ツアーに出かけました。