インフォメーションの脇道から旧市街に入ると、石畳です。
アルゲーロの町は、ちょっと分かりづらかった。地図はあるけれど、何というか、どこもかしこも一緒に見えた。私だけかもしれんが・・・。
珊瑚が有名なので珊瑚のアクセサリーが沢山売っているんだけど、あまりにもあちこちに売っているので、「この店さっき通らなかった?」という感じになってしまった。
それでも、街が狭いから迷うほどではないと思います。
まっすぐ行ってみよう。
お土産屋さんだったんだろうけど、このフィギアの意味が私に伝わることはなかった・・・。
ピーク時じゃないし、あまり人がいない。
なので、人だかりで嫌になることもなくゆっくり散歩中。
上は居住用かな。旧市街って、人も住んでいるのだろうか。
そして、何も買わずに、そのまま突き当たって海沿いへ行くことにしました。
花が咲いていた。春らしい。やはり、イタリアは暖かいんだな。
そのままずっと行くと、海岸に突き当たります。
記憶はないけど、どうやら下へ降りらたらしい。下からじゃなきゃこれは撮れない。
上へ戻ってきたようです。これがアルゲーロの海岸です。
そして、ここで、「何だろうこれ」と思って立ち止まった。 スリスの塔というらしいです。
あっちから来たよ。
そろそろお昼のレストランを探さないと。
港沿いじゃなくて、市街へ入って食べようかな。
と思って進んでいたら、大笑い。
この落書きに一人爆笑。
I Hate Everyone
ってすごいよ。みんな憎んじゃっているのか。自分に何か嫌なことをした人やその仲間だけではなく、知らない人まで憎んでいるのか。何て気が早いのだ。
爆笑地点から間もなく、ボートが見えてきた。
このあたりから町の中入ろう。今日は、カラスミパスタを食べるのだ。
サルディーニャといえば、ボッタルガ。
なんてことは行くまで知らなかったけれど、カラスミが有名らしいです。
そう思って、開いていたレストランで、「ボッタルガ(カラスミ)はありますか」と聞いてみたけれど、最初の2,3件ではないと言われました。
もしかして、時期とかがあるのでしょうか。あちこちで食べられると期待していたのに、意外だった。
何でだろうと思って歩いていると、路地を入ったところにあった小さなレストランの前で、おばあちゃまとお孫さんが暇そうに、いやいや、幸せそうに座っていました。
そのお店の外にあったメニューを見ていたら声をかけてきたので、イタリア語だったので何を言ったのか分からなかったけれど、このレストランの人だったというのは分かった。
なので、「ボッタルガはありますか」と聞いてみた。そしたら、「あるよ」と言われた。
やっと会えたよボッタルガ
と思って、このレストランに決めた。
そして、おばあちゃんがいた外のテーブルに座りました。
すると、おばあちゃま、イタリア語の分からない私を全く気にせずイタリア語で色々と聞いてきました。
この時はまだイタリア語を1単語も知らなかったので、イタリア語と英語の身振り手振り会話で頑張った。
そこで、ボッタルガパスタ登場。ホワイトバランスの設定を変えていなかったので、すごく悪い写りで申し訳ない。
生まれて初めてのカラスミパスタは、しょっぱかった。イタリアのカラスミはしょっぱいのかな。
高いから、日本で食べると雀の涙ほどのカラスミしか入れてこない。写真で分かるように、ここのパスタは、カラスミがふんだんにかかっていた。だからしょっぱかったのだと思う。これで1,000円ぐらいだったかな。
おいしかったんだけど、やっぱりしょっぱかった。でも、この後イタリア本土で食べたカラスミよりも美味しかったと思います。
さて、デザート。昨日のパンナコッタに感激したので、デザートを食べる気満々だった。
デザートは何かありますかと聞いてみたけれど、おばあちゃま、通じなかったので、お孫さんを呼びました。
お孫さん、何とか何とかがあるよと私に説明。
甘いものを食べない私が聞いてもイメージが掴めなかったので、とりあえず頼んでみた。
そしてきたのはこれ。何だか分からず注文したが、到着しても何だか分からなかった。でも、おばあちゃまの手作りだというのは分かった。
オレンジの味がした。でも残念ながら、オレンジのジャムとかソースとかが少し苦手なのです。
これ、有名なお菓子でしょうか?
しょっぱかったボッタルガとは違って、びっくりするほど甘かった。何とか足して二で割れないものなのか・・・。
でも、おばあちゃまが私が食べるのを目の前でじっと見ていたので、残したら失礼だから頑張ってたいらげた。
ごちそうさまでした。甘かった。
では、サッサリ行きのバスがもうすぐだから、バス停へ行こう。