頑張って2時まで起きていたのに無駄に終わってから寝た後、気持ちよくぐっすりとしていたみたい。遮光1級カーテンのおかげでいい感じの睡眠がとれたと思う。
スマホでタイのホテルなどを色々見た後、いい加減に起き上がってシャワー。
いい温度のシャワーだ。
毎日こうならいいのに。
10時55分。とってもいい遮光ぶりだと思う。
あのレストランはやっているのかいないのか。
4つの枕に包まれて眠った。やっと冬物のパジャマというか、ヒートテックを着たりしないで眠れた。暖房がきいてくれて良かった。
部屋は相変わらずめちゃくちゃ。私はこれがいいのだ。
では、ブランチをとりに行こう。そして、フロント付近でタイ行きを予約しよう。ついでに、カフェでゆっくりノーパで検索をしてこのサイトも更新しよう。
10時57分、パソコンを持ってすっぴんノーブラでエレベーターで降りて行く。
フロント前のレストランは11時までだと言われ、他にやっているところはあるかと聞いたら、あっちのレストランがやっていると言われたので、外へ出て行った。
椅子があるからお店なのは分かるけど。
どこに店員がいるのだろう。
やっと見つけた店員にランチはあるかと聞いてみたら、ランチはまだだし朝食は終わっていると言われたけれど、外でとっても寒いため、食べるものがあってもダメだなと思ってやめた。
見た目は優雅だが温度が低い。
ホテルの建物の中に戻って、バーがあったので、食事はできるかと聞いてみた。いいよと言われたのでメニューをもらったけれど、
やっぱりバーのメニューだけあって、午前中から食べたいと思うものもなかった。それでもパソコンが使えたらと思ったけれど、飲み屋のテーブルなため、低かった。それでもWi-Fiがちゃんとつながっているのならと思ったけれど、非常に弱かった。
というわけで、もうブランチは諦めることにした。
電話だけはしなければならないため、フロント付近からスカイプを使ってデルタに電話をした。
どんなにWi-Fiが弱いホテルでも、フロント付近だけはWi-Fiが強い。そうでなければ仕事にならないので。客が使うWi-Fiは気にしなくても、自分たちが使うWi-Fiが弱ければ必ず直す。問題は、無線ではなく有線にしてしまっている時だ。そうなればもう諦めるしかない。
スカイプでクリアに聞こえるほどWi-Fiがいいわけでもなかったけれど、Wi-Fiが良くてもスカイプが完全にクリアに聞こえることは多分ないと思うので、ある程度聞こえて電話が切れない程度なら十分だ。
電話に出たデルタの男性に、会員番号と名前と行き先と日付を告げた後、大事な事を伝えた。
「例えこの電話が接続が悪くて切れたとしても、構いませんから、予約はそのまま続行してください。私はエジプトに来てみたかったから来たけれど、とてもではないけれどこんな国にはいられないので、必ず出ていきたいので、何があっても絶対に予約をそのまま進めて下さい」
男性の声が真剣な声になり、「わかりました」と言ってくれた。海外に行く人たちは、ほとんどエジプトがひどいことを知っていると思う。何も不思議に思われなかったはず。同情されたはず。そして、助けてあげようと思ってくれたはず。
パソコンを置く場所がなくてこんなところに置いたまま話していた。11時21分。
フロントに近いところで一人日本語というその辺の誰も分からない言語で話していたため、とってもうざがられたが、無事に予約が完了。昨日はまだエコノミーで空いていたけれど、今日はもうビジネスしか空いていなかった。4万マイル余分に使うけど、それでもいい。この国を出る事を優先しよう。サウジアラビア航空なのを気にしていたけれど、それがなんだ。ここにいるよりはいいじゃないか。
今日は1月2日。1月4日、やっとエジプトから出られる。後2日の辛抱だ。
ものすごく心が落ち着いたぞ。
これで安心だ。こんなに出ていくことを気持ちいいと思われる観光地も珍しい。
じゃあもう部屋へ帰ろう。
くつろぎのひと時
ブランチをどうしようかなと思ったけれど、無印のバームクーヘンがまだあるから、それにした。レストラン代がかからなくていいと思う。
紅茶も一緒に。ミルクがないのが悲しいけれど、飲まないよりはまし。やっぱり朝はカフェインだね。
そして、ソファに座り、ノートをひざにおき、ゆっくりタイを調べ、実況中継をこのサイトで更新した。
あったかいお部屋で、ホームウェアに着替えてくつろぎの時間。
たっぷりと日々のページを更新して現状を伝えておき、それから、タイを調べた。
どこへ行こうが、レンタカーを借りなければならないことは分かる。ただ、最後は空港でPCRだし、バンコク中心部ステイをするのならその間車はいらないし、隣国へ飛行機で入るのなら一旦返さないといけないし、大体の予定を立てるほうが先だ。
タイでは、ウドンターニーの蓮の花が見たかった。1月なら満開かなと思って。ウドンターニーに行けば、ラオスへの国境が近いので、そのままラオスへ行ったほうがいい。ラオスにはずっと行きたかったというか、行きのがしていた。ラオスで1日ぐらいのんびりして、外国人旅行者の友達を作るのもいいと思う。久々にしゃべりましょう旅行を楽しむのもいいよね。
ラオス国境に近い町に泊って、その手前のウドンターニーで蓮の花を見て、車をどこかに停めさせてもらってラオスへバスで入るか。だけど、抗原検査陰性証明はどこで手に入るのか。
当時のラオスは、ワクチンパスポートがない場合は、PCRこそいらなかったけど、抗原検査の陰性証明が必要だった。国境付近のノーンカーイという町のどこの病院で抗原検査をやってくれてどこの病院で英語が通じるのか、なかなか調べられずにてこずった。とりあえず、事前の下調べが大変だったので、行くだけ行ってみて現地のホテルで聞けばいいなということにした。
この、蓮の花を見に行くということと、ラオスに行くためにノーンカーイへ行くというだけでも、1300キロだった。
こんなところにいるぐらいなら、喜んで1300キロ運転させて頂きます。
後はどうしようかなと思っていたけれど、旅行記的には、東に行って国境を超えてカンボジアへ行き、北に行って国境を超えてラオスに行き、南に行き国境を超えてミャンマーへというのが面白いだろうと思っていた。カンボジアは泊まらなくていい。日帰り国境超えでいい。ミャンマーも日帰りができるのならそれでいいな。
だけど、タイという国が独特のかたちをしているため、そして、バンコクが中心にあるため、どっちへ行くにも一度バンコクに戻ることになるというか、車で行くのは無駄な運転が多くなる。しかも、国境超えは、超えられる場所が限られている。国境超えができる場所を見てみたけれど、一番楽そうなカンボジア国境のポイペトは全然興味も湧かないような町で、しかも火災があったばかりのようだった。なおのこと行きたくなくなった。次に、ミャンマーの国境超えは、できるのなら、ラノーンからがいいと思った。ものすごく綺麗だったので。でも、ラノーンは南だ。全部が全部あまりにも離れすぎている。
無駄なくいく一番の方法は、レンタカーを乗り捨てし、途中の一部を飛行機で移動すること。だけど、それはあまりに高くなるすぎる上、どうも、飛行機というのが気に入らなかった。飛行機に乗れば1時間ほどで着くかもしれないけれど、空港までの移動時間、空港での待ち時間を入れたら、車で行ったほうが早いんじゃないかとも思った。
何十通りもの案を考え、飛行機時間や料金を調べたけれど、どうもしっくりこなかった。滞在日数が分からなかったので、逆算することもできなかった。
予約したのはタイ行きだけだったから。タイから成田までは予約していなかった。要するに、
私には帰る予定がなかった。
まあいい。もう疲れたから、一旦やめよう。
車だけ予約するか。でも、何日間予約すればいいか分からないな。
明日でいいか。
・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。
つまらないぞ。
どうしたらいい。
16時か。あのショッピングセンター、22時までだっけ。たっぷり時間あるしな。どうせ夕食食べなくちゃいけないから、食べに行こうか。
そうだ。エジプト寒いから、真夏に着られる服なんて持ってきてないんだ。薄い長袖のTシャツはあるけど、10日ぐらい滞在するだろうから、できれば後何枚か買っておきたいな。今日は夏服を探して、明日又カレンミランへ行けばいいいか。
でも、すっぴんだしな。ノーブラだし。
まあいいよいいよ。試着しないならブラジャーいらないし、洋服買わなくても、ご飯を食べられればいいじゃないか。
今日行って、明日もまた行けばいいんだ。
そうだそうだ。あそこだけは安全な場所だから。
タクシーを
そのまま下へ下りていき、フロントのあたりで座っているお客さんにUberアプリを持っているかと聞いたけれど、ないと言われた。
奥へ行き、女性を探した。エジプトは女性がいい。というか、女性「は」いいかな。
イベントか何かを手伝っていたのかホテルのスタッフだったのか分からなかったけど、一人女性がいて、Uberアプリを持っているようなので、タクシーを呼んでもらった。料金は65だったので、とっても丁度良かった。
私のこの時の手持ちの現金は130エジポン。帰りも65エジポンなら、エジプトポンドが1ポンドも余らなくて完璧だ。二度と来る事はないだろうからな。
だけど、100エジポン札だから、フロントで崩してもらおう。
私 「100ポンド札を崩して欲しいの」
フロント 「現金ありません」
ありなのかそれは。
どこのホテルのフロントなら現金なしで許されるのか。
めっちゃびっくりして「現金ないフロントってあるの!?」と声が大きくなったが、タクシーが来てしまうためそんなことで議論をしてもいられず、じゃあ売店ならあるのかと聞いてみた。売店へ一緒に行ってアラビア語で聞いてくれたが、現金はないそうだった。
ああもうダメだ。外にでなくては。タクシーが来てしまう。
というわけで、100エジポンを出したならお釣りを返さないかもしれないためケンカになるかもしれないタクシーに乗るため、ホテルから外に出た。