1日目②「ヘルシンキ空港から

やっぱりちょっと、涼しいな。

 

 

出たら寒いんだろうな・・・。

乗り換えのほうには人だかり。写真を撮ろうとしたら、空港の人に止められました。写真はダメだって。

こちら側は写真OKかな。だけど、乗り換えにはあんなにいたのに、フィンランドで降りる人がいく道はガララーんだな・・・。

 

 

数分歩くと、もっと人がいなくなり、私と前のお二人だけに。

 

 

間違ったかなと思って、お二人に、「こっちでいいんですよね」と聞いてみたら、「そう思うんですが・・・」という返事。

 

それでも、パスポートコントロールまで来たら結構いました。

 

 

とりあえず、スーツケースがなく身軽なうちに先にトイレへ。

空港トイレだけあって、広いです。

 

 

 

トイレから出たら、中国人の女の子に、「このスマホはあなたのですか」と聞かれました。違うよと言いながらスマホを見せてもらったら、日本人のものではなさそうだったけど、2017年の8月25日にヘルシンキ空港のトイレでスマホを落とした覚えのある方、空港へご連絡を。

 

さて、私はそのまま直進。

 

 

ちょっと並んでるかな。

 

 

並びながら空港のWi-Fiにつなぎ、フェースブックで友達に着いたよとメッセージを入れておきました。後でテキスト(ショートメール)送るねって。そして、この時に旅友からの最後のスペイン日の写真をラインでもらったんじゃないかな。一歩遅かった。最後の晩に送ってくれたらブログに出せたのに。

無事にスタンプを頂き、外へ。通路が一部狭いのが不思議でした(車椅子は十分通れます)。時刻は15時34分。

 

 

残念ながら一番遠い方のベルトコンベアになってしまった荷物を取りに行き、

 

 

ちょっと待ってたら、実は誰かが取っておいてくれていたらしいことに気が付きました。助かったよ。

 

 

あっちかな。

 

 

そして出てみると、人だらけ。15時57分。

 

 

全然ユーロがないから、とりあえずATMを探そうかな。

 

すぐに見つけたのですが、随分並んでいました。面倒だし、バスのことも聞きたいし、できればシムカードも買いたいし、先にインフォメーションへ行こう。

 

カウンターにいたのは、アジア人の女の子。相手がアジア人だと何となく様子を見ながら話しちゃうことってないですかね。「もしかして日本人かもしれないから、日本語使おうかな」、とか。

こちらは大体日本人かどうか分かるのですが、相手には分からないので、なんとなーく様子見がちの会話。

 

 

 「クラウンプラザホテルにシティーバスが停まるって聞いたの」

インフォレディー 「停まるよ。目の前じゃなくて、ここ」

 

 

と、地図を見せてくれたけど、

 

 

 「これちょっと、遠くない?目の前じゃないよね」

インフォレディー 「2、30メートルぐらいだよ」

 「そう」

 

 

雨降ってるけど、20メートルならすぐそこだよね。っていうか、20メートルなら目の前も同然なんだけども、計算間違ってないかな。

このあたりから、結構早くしゃべるようになりました。お互い、自分の国の出身ではないなと確信しはじめてきたので。

 

 

 「それからさ、ATMがすごく並んでたんだけど、他にないかな」

インフォレディー 「上に上がって行ったら・・・」

 「え、上なの?スーツケースあるしさ、この階にATMもう1つないの?」

インフォレディー 「あるんだけど、ずっとむこうだから、上の階のほうが近いんだよ」

 

 

この際、現金は後でいいか。カード国だから、現金なくても大丈夫だよね。

 

 

私 「後さ、もう1つ聞きたいんだけど、プリペイドのシムカード買いたいのね。携帯屋さんとか到着ゲートにないかな」

インフォレディー 「シムカードならあそこのキオスクで売ってるよ」

 「え どこ?」

インフォレディー 「あの黄色いマークあるでしょ?」

 

 

随分目が悪くなってしまって、全然見えなかったけど、色だけは何とか識別できたようなできないような・・・。

 

 

お礼を言って出た後に写真を撮っておきましたが、要するにコンビニです。

 

 

お店に入り、タトゥーだらけのお兄ちゃんに聞いてみました。

 

 

 「プリペイドのシムカード欲しいの」

キオスク 「これだよ」

 

 

と言って、数種類出しました。

 

 

 「私のスマホちょっと古くて、大きいシムカードしか入らないのよ」

 

 

私は海外用にシムフリーのスマホを購入してあります。もともとイギリスに住んでいた時のものを使っていましたが、日本帰国後に壊れたので、新しく香港から買いました。それももう古いけど。なので、海外ではスマホ2台持ちです。

 

 

 「大きいシムカードが使えるやつはどれ?」

キオスク 「これとこれとか」

 「その中でさ、国際電話代が一番安いのは?」

キオスク 「国際電話はかけられないよ。ワッツアップ(海外のラインのようなもの)でかけてよ。かけられるシムカードもあるけど」

 「そっちのシムは、例えば日本にかけるといくら?」

キオスク 「国際電話は、1分2ユーロ」

 

 

この旅行記は、実際に行った時の為替そのままに、カード払いなら請求額、現金なら1ユーロ133円で計算していきます。ですので、私にとってこれは、「1分266円」ということでした。ということは、自分の日本のスマホからかけるのと値段が変わらない。

日本にかけなくてもいいのですが、結婚式に来ている友人もフィンランドの人ではないので、電話をしようと思ったら友人の国の携帯に国際電話をかけることになります。国際電話ができないようなシムカードではどちらにせよ困ります。

というわけで、

 

 

 「あ、じゃあいいや。ごめん、ありがと」

 

 

と言って、諦めてバス停へ。コンビニのお兄ちゃんを疑うわけではありませんが、コンビニの店員さんは携帯屋さんとは違いますし、このシム情報が正しいとは今でも思えません。フィンランドでシムを買うなら、携帯屋さんに行って会社の人に聞いてみて下さい。

 

 

さて、空港を出ると、雨。バス停、近いといいな。

 

 

すぐ前だったのでほとんど濡れなかったけど、丁度いたこのバスはもういっぱいで、乗れませんでした。

 

 

次のを待とう。

 

空港⇔市内のフィンエアーのシティーバスの時間表はこちらです(英語)。
https://www.pohjolanliikenne.fi/cs/pl/en/fcb_timetable

ジティーバスは、大体20分おきぐらいに出ています。必ずしも時間表に書いてある時間通りには出発しないかもしれません。

所要時間は30分ぐらいとのことで、私が乗った時もそのぐらいの時間で到着したと思います。

こちらがバスのルートです(英語)。
https://www.pohjolanliikenne.fi/cs/pl/en/fcb_route_map

停留所はいくつかありますが、言わなければ停まってくれません。スーツケースを預けた時か支払いの際にホテル名を言えば、運転手さんがそのホテルを知っていたらそこから一番近いバス停で降ろしてくれます。バス停名が分かればそのまま告げて下さい。

そして、何より大事なことに、空港から市内へ行く時にはいくつか停留所がありますが、市内から空港へ行く時は、出発地点である中央駅を出た後にヘスペリア(と読むのでしょうか)という名前の公園の前のバス停に停まるだけらしいです。

つまり、空港行きは、中央駅かヘスペリアのどちらかで乗車しなければいけません。ヘスペリアは多分私が降りたところですが、乗り場はここだと思います。

 

 

前のバスがいっぱいで数人乗れなかったので、みんなで一緒に待ちました。現金を持っていない私は、クレジットカードで払えるかどうかが不安だったので、一緒に待っている人に聞いてみたら、「払えると思うんだけど」ということで、まだ前のバスが出発していなかったので、ちょっと運転席まで見に行きました。

乗客が全て乗ったら運転手さんに聞こうと思ったけれど、女性がカードで支払っている姿が見えたので、多分大丈夫だろうなと思って並んでいた場所へ戻りました。

インフォの女の子、パンフレットをくれたんだけど、

 

 

ほとんどフィンランド語でしか書いていなかったので、ビザマークはついているけど、車内での支払いでもカード払いが可かどうか分からなかった。

 

 

大丈夫でしたね。値段は大人片道6.7ユーロ。カード請求は888円でした。往復だと12.2ユーロです。

オンライン購入だと6.6ユーロだそうです。
https://www.pohjolanliikenne.fi/cs/pl/en/finnair_city_bus_info

 

 

さて、雨が降る中待っていたら、やっと次のバスが来ました。時刻は4時23分。

スーツケースを入れてもらって、

 

 

バスの中へ入り、無事にカードで片道分を支払って、前の方の席に座りました。

Wi-Fiありだって。さすがは先進国ヨーロッパ。だけど、パスワードが必要だった。

ちょっと先に、友達にテキスト(ショートメール)。

シーン。

あれ、全然送信されない。

海外でデータ通信を切ってもショートメールは送れるはずなのに。

スマホを数か月前に新しくしていたのですが、もしかしたらこの新しいスマホでは何か設定を変えなきゃいけないのかもしれません。何度やってもできなかった。

そんなことをしていうるちに、出発。

 

雨だよ。傘ないし。着くまでに止むといいな。

 

 

あ、スタンドだ。

 

 

どんな国でも、びゅんびゅん気持ちよさそうに走っている場所なんかでは、絶対に運転したいと思うものなんですけどね。

フィンランドは、到着した後も、どうしても運転したいと思わなかった。

「誰か運転して」

みたいな感じでした。

本日は、バスの運転手さんが運転してくれていたので、おとなしく乗っていました。

 

 

雨で外も良く見えないし、とりあえず友達に連絡したいから、Wi-Fiつなごう。

バスの運転手さんにWi-Fiのパスワードを聞いたら教えてくれましたが、テレビ画面に出ていた模様。前の窓側席をとったので、死角で見えていないだけでした。真ん中のテレビ、見える?

 

 

Wi-Fiをつなぎ、テキストができないこと、今バスに乗ったことをフェースブックのメッセージから友達に伝えておきました。

 

 

テキスト送れないの、困ったね。あちこちでWi-Fiあるだろうけどさ。

まあ、ホテルに着いたらもう少し試してみるかな。

 

 

 

今どこ?

 

 

まだ空港付近かね。

 

 

ちょっと混んでるな。

 

 

お、やっぱりライトはつけっぱなし。法律でライト点火が義務付けられているらしいです。

 

 

私の停留所、まだ通り過ぎていないよね。

 

 

「しゃべりましょう旅行」だし、隣の女の子に聞いてみようかな。

 

 

 

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