さあて。
タクシーは使わないで行こう。
体が重いし筋肉痛だし、動かないとダメ。
出かける前から疲れてるけど、動かないとダメ。
徒歩だな。
マーケットはこちら。2.5キロでしたね。1キロぐらいだと思ってた。
さて、ロボコップの親戚みたいになっている私、体をギシギシさせながら、出発。
痛いよ。
でも天気はいいよ。この道、真っ直ぐ行こうかなと思ったけど、
逆側に公園が見えたから、そっちに行ってみようっと。
いかにも、「どうぞ」みたいな入口があるし。
入って行ってみると、後ろからどんどん何かがやってきた。
と思ったら自転車集団だった。
この3倍ぐらいの人数でした。ぶつかったら痛そうだよ。ただでさえ筋肉痛であちこち痛いのに。
そのまま進んで行くと、今度は生き物を発見。
ちょっと怖かった鳥。
あ、湖。
ここは、トーロ公園というらしいですね。だから、これは「トーロ湖」?
サイクリングコースでしょうか。
大きな自転車専用道路があって、行っていいかどうか分からず、
ぐるっと回ることに。
ああ、今日は日曜日だ。子供たち、遊んでるよ。
なんだか、デザイナーズ公園みたいになっていますね。おしゃれだね。
幾何学的な感じ。
そしてこのまま直進。
すっごいゆっくりね。体がギシギシだからさ。
あ。
鳥は好きなんだけど・・・。
これ、何の鳥ですか?誰か、知っていたらコメントを残して下さい。
なんか、人面魚ならぬ、人面鳥みたいでした。何匹もいるともっと怖い・・・。
時刻は1時。お昼が遅くなっちゃうし、早くレストランを探そう。
だけど、公園内には何もなく、公園を出ても何もなかったので、さっきまで歩いていた大通りに戻り、地図にレストランマークがついている場所へ行ってみることに。
使っていたのは、ホテルに置いてあった日本語の地図です。湖の下のあたりに、ナイフとフォークのマークがありますよね。何かあるのだろうと思ったのよ。
偉い人なのでしょうね。うちの国にいた、漱石さんて方に似ている気もします。
振り向くと、向こうに見えるのは、国会議事堂?
漱石さんの横に小路があり、それを抜けた先に何かが見えたので、あのあたりにレストランがあるのかな。
だけど、静かなのよ。
全然やってる気がしない。
ここもレストランだかバーだか分からないけど、やってないよね。
なぜこの地図にはレストランマークがついているのだろう。どれがそのレストランだか分からないけど、どれもやっていないからしょうがないね。
日曜日だからなのかな。1時過ぎてまだランチが始まってないってことないだろうし。
少し先に、軽食タイプのカフェが。ここが何か食べ物を扱っているなら、ここでいいか。
だけど、寒いのにこの外のテーブルで食べるのか・・・。
そう思っていると、先にレジにいるこの男性が、何だか酔っぱらっているようだったので、そして、買っていたものもお酒だったように見えたので、何となくやめました。食事中ずっと話しかけられるのも嫌なので。
そしてぐるっと回って、またさっきの小路へ。
小路にはね、おしゃれそうなカフェだかレストランがあったのよ。やってなかったけど。でも、そこのキッチンに誰かが入っていくのが見えたの。
私 「ここの人?」
誰か 「そうだよ」
私 「今日、やってないの?」
誰か 「2時からなんだ」
私 「そっか。カフェとかレストランがあると思ってきたんだけど、この辺みんなやってないんだよ」
誰か 「そこのレストランがやってるんじゃない?」
私 「あそこでしょ?さっき通ったけど、暗かったよ。やってないみたい」
誰か 「そうなんだ。ちょっと聞いてみよう」
そう言って、なんと電話をしてくれました。
そして、残念ながら留守電だったようで、やっぱりやっていなかった。でも、ありがとう。
中心部に行けばやっているレストランがたくさんあるよってことだし、まだちょっと先だけど、遅いランチになることを覚悟してあっちへ行くか。っていうか、ここ、まだ中心部ではないんだ。
この方、いついつの何時にライブやるからおいでと言ってくれたので、ありがとうと言って立ち去りました。いつだった忘れちゃったけど、ライブハウスのカフェらしい。
中は見ていないけど、オシャレなお店でした。やっていたら絶対入ったけど、やってないから仕方がない。外だけかと思ったら、中にもテーブルがあるみたいです。やっぱり人気があるかも。フィンランド語のホームページですが、良かったらどうぞ。
https://storyville.fi/
じゃ、漱石さんさようなら。日本かロンドンで会おうね。
おやまた、これはとっても迂回だな。
できればあまり歩きたくないのに・・・・。
普通の筋肉痛はいいんだけど、なんか変なんだよな。
できるだけ早くランチに入りたいな。
最初に迷ったところはここ。
カフェだかレストランだかバーだかなんだか分からないしなと思ってやめたんですが、カフェでもレストランでもバーでもあるらしかった・・・。
https://www.ravintolalasipalatsi.fi/?lang=en
もう1時半近いよ。早くランチにしないと、夕飯に響いちゃう。
と思っていたのに、ボディショップを発見してしまい、ちょっと入ってきました。
やっぱり高いね。イギリスが一番安い。普通のショップじゃなくて、アウトレットのボディショップ。
というわけで、すぐに出て中心部へ。
と言ってももう駅のあたりに来てしまっているので、
レストランはもうすぐそこにいくらでもあるんだよきっと。
港へ続く道へ向かおう。
ここを曲がろうか。
感じがいいけど、このカフェはやめよう。やっぱり外のテーブルは寒いよ。厚着してるけどさ。
モールの中みたいなところに入ろうとしたけど、
何もなさそうだから、すぐ出ました。
やっぱりこういう通りは、ファッション系の店のほうが多いんだよね。
あ、でも、右に行くと、何かレストランっぽいのがあるや。
行ってみようか。
どう見てもイタリアンだけど。
メニューを見てもやっぱりイタリアン。しかも、高い。
時刻は1時33分。もうこれ以上ランチを遅らせるのは嫌だしな。フィンランド料理を探すのは多分大変だと思うし。安いところを探すのは無意味な気もするし。
というわけで、中に入り、Wi-Fiが使えるかと聞くと使えるというので、ここに決定。
席に案内され、随分待たされた後に注文。いつものように、眠いからコーラとね、
エビのスパゲティーを頼んだんだ。
すっごくお腹がすいててね、足りるかどうか心配だったんだけど、足りなかったらデザートでも頼もうかなと思って、とりあえず2品だけ。
椅子に座った時からぐったりきちゃって、やっぱり休むとダメですね。
コーラがきて一瞬目が覚めたのよ。カフェインではなく、冷たくて寒くなっちゃって・・・・。
そして、座った上に冷えたもので、体が硬直。重い鉄板が戻ってきて乗っているような感じ。
おまけに、眠い。
今眠くなるのならもうちょと寝かせてくれたらいいのに。眠気を分割してよこすのはやめてくれないだろうか。朝にあのまま寝ていたかったよ。
私のエビ到着。2時3分。これで足りるのかな。
コーラは2ユーロ、エビは17.4ユーロ。合計19.4ユーロ(2580円)。2000円以上するパスタ。場所代なのか、これが普通なのか。2000円以上でお腹いっぱいにならないのなら、フィンランドでは私のお腹は4000円ぐらいかかるってことじゃないか。
値段が妥当かどうか考えながら食べていたけれど、食べれば食べるほどおいしくて、なんて素晴らしいパスタだろうと思い、最後には、「値段は相当である」との結論で食べ終わりました。
トマトソースなんだけど、ガーリックも入っていて、しつこくなくて、何とも言えないソースの味。そして、エビがしっかりしてました。まあ、日本のものじゃないからね。日本ではエビは高すぎる。やっと輸入物が増えたので、手ごろで買えるようになってるけどね。そんで、そんなエビがいくつも入っていたので、ちゃんとお腹もいっぱになりました。エビは結構お腹にたまるので。
何ておいしかったの。文句ないよ。
だけどもっと一気に疲れたよ。
困ったね。
もうここで寝たいよ。
人呼んで、牛。
どうしよう。
少しボーッとしていました。
マーケットに行って終わりかなと思っていたところ、ふと思い出して、カレンミランを検索してみました。
ヨーロッパだし、カレンミランの支店があるわけだから、今、夏だからさ、セールやってるかもよ。
ということで、カレンミランの支店を検索したら、デパートに入っていました。そしてそのデパート、なんとこのレストランの目の前ではないですか。
体中痛くても、カレンミランのためなら喜んで立ち上がるさ。
2時27分。行こ。