このお店で死海のパックとかを買ったけど、それは後ほど写真をアップしますね。
とりあえず、私が買いたかったのはスカーフです。手袋はないだろうし、スカーフでも手に巻いて日焼けを防ぎたかった。
お店に入ると、店員さんは開口一番「日本人か?」と聞いてきた。
待ってました!という感じだった。日本人だから安くしてくれるとか、至れりつくせりだったけれど、残念ながら今回は捨てる洋服を持ってきてないし、荷物が増えると困るので、せいぜい数人にパックを買うぐらいしかできなかった。
そして、スカーフはどこかと聞き、本当にただのスカーフしかなかったけれど、それを購入。
もちろん会話中に結婚しているかと又聞かれたけど、もうなんでも聞いて・・・みたいな感じだった。
スカーフ購入後、併設されていた小さなレストランのおトイレを借りて、出発。
買ったスカーフで、ハンドルの上にかけるようにして両手を覆いました。
これで少しは日焼けを避けられるでしょう。首はしょうがないかな。
さて、そろそろ本当に車もいなくなってきたし、車内から写真でも。
運転中に一眼で撮るのはなかなか難しい。スピードもかなり出ているし。
車はほとんどいない。
時間がなさそうなので120キロぐらいで飛ばしているのですが、ヨルダンドライバーみんなに追い越されました。
そしてみんな、やっぱり私のことを
すっごい
見ていく。
何なんだろうと思いながらふと自分の手を覆っているスカーフをみて、やっと気がついた。
これか・・・・
見ているのは、スカーフではなく、車でもなく、この私です。
外国人が、しかも女性が、一人で運転。
と、ここまではいいです。
問題はですね、顔にスカーフを巻いていないということだと思うのです。
隣のサウジアラビアでは女性は運転すらできませんでしたが、開けたヨルダンでは、スカーフさえ巻いていれば別に運転していたって何とも思われないはずです。
だけど、女性の一人運転までは見なかった。気が付かなかっただけかもしれないけど。
女性が一人で運転で、しかもスカーフなしです。
おまけのおまけに、日本人。ヨルダン人の大好きな日本人です。そりゃあ見るよね。
かと言って、スカーフの巻き方は分からないし、顔に巻いたら手に巻くものがなくなるし。
まあいいや。
どうぞ皆さん、私を見て下さい。
さて、2時間ほど走っても光景は変わらず、どんどん砂漠らしくなっていただけだった。
これが中東ドライブか・・・と感動しながらの運転。楽しい。
何せ、300キロ以上だし、のんきに車を降りて写真を撮っている時間はないよ。
ということで、ひたすら進む。しかも、この時はまだ飲み物を飲んじゃいけないと思っているので、ひからびそうになりながらの運転だった。
ワディラムは、陽が暮れてしまったら何もならない。ゆっくり観光している時間はないけれど、さらっと観光ならまだ間に合うはず。
そして、何とか陽暮れ前には着きました。
メジャーな観光地なので標識もあったし、途中に迷うこともなかったよ。