1日目①「それは既にクアラルンプール空港から始まってたらしい」


12月22日 予定と予想と希望

空港到着後、トイレですぐに着替え。それからレンタカーを受取り、入れたら追加保険に入る。ホテルは新しくてナビにはないだろうから、近所の場所をレンタカー屋の人に聞いてそれをセットしてホテルへ。21時半までぐらいにはホテルに着いて、荷物を置いてから遅めの夕食で初マレーシアン屋台かな。0時ぐらいには寝たい。






飛行機は、定刻通りクアラルンプールに到着。

疲れ果てて具合まで悪い中で行ったからか、飛行中の記憶が一切ありません。食事すら写真の一枚もない。本当に乗っていたのかどうか不安になるぐらいだ。






というわけで、いきなり空港到着から。久々のマレーシア空港です。時刻は18時14分。

18:14






暑い。





スーツケースを待っている間に着替える予定だったけど、スーツケースの受け取り場まではまだ遠い。






ああそうだ。なんか、電車みたいなものに乗って行くんだった。空港、大きいから。乗り場は逆だな。

18:16






こちら側の建物はいくらかクーラーきいていてよかったかも。






ぐるりと回って、乗り場へ。

18:17






5分ぐらい待った後、乗車。このトンネルを抜けたら日差しが強かった。

18:24






暑いんだよ

さて、入国審査を終えたら、スーツケースが出てくるところから一番近いトイレへ直行。何せ、日本は冬だったの。だから、私のマレーシア到着時の服装はと言えば、




トップス:
ヒートテックの七分下着 の上に
捨てる予定のグリーンのTシャツ の上に
いざとなったら捨ててもいい旅行用の薄いセーター の上に
ショートダウンジャケット

ボトムス:
ヒートテックレジギンス の上に
ヒートテックのパンツ
もちろん靴下は長かった。




朝7時ぐらいに出たし。東京は寒かったのよ。それでも、寒がりの私にしては薄着なほうです。着いたら常夏なことが分かっていたので、一応薄着にしておきました。






イミグレを抜けると、空港内はクーラーがあまりきいていなくて、暑くて発狂しそうになっていました。というわけで、着替えにトイレへ直行。




「トイレ、混んでなくて良かった・・・」と思いながら急いで着替えに入るも、






「何かありましたか?」

18:40






と言っても写真では良く見えないと思うけど、水浸しでした。








もう少し近くに寄って撮ってみた。

18:41






レジギンスを脱ぐには先にヒートテックパンツを脱がなきゃいけないし、当然靴も脱ぐわけなのですが、そこでよろけて床についたら靴下ごとびしょびしょになってしまう。

それでも、いつもはトイレの便器の蓋を閉めてそこに座るので、よろける心配なんてしません。

だけどここは、トイレの便座はおろか、蓋もびしょびしょだった。






まあ、上手にやれば大丈夫。壁によりかかりながらね。荷物は濡れるから壁にかけておけば・・・。






と思ったら、ドアもビショビショだ。全てビショビショだ。写真では良く見えないだろうけど。

18:42










どうしよう・・・。






だけど、もう、皮膚が呼吸できてないよというぐらいに暑苦しい・・・。






仕方がなく個室から出て行くと、洗面台の横におむつを取り替える台みたいなものを発見。あれで妥協しよう。

女子トイレなのでもちろん女性しかいないけど、それでもいきなり外国人が服を脱ぎ出したらみんなびっくりすると思う。






でも、やったよ。

そして、恥ずかしかったよ・・・。






上は、セーターを脱いで、Tシャツは着たままで上手にその下のヒートテック七分を脱ぐのでいいのです。下はさ、レジギンスはやっぱりね、一回ヒートテックパンツを脱がなきゃいけないもの。

下着姿を見られるのは恥ずかしいので、「生まれてこのかたあの速さでパンツを脱いだことがないよね」というぐらいのスピードでヒートテックパンツを脱ぎ、その上を行くスピードでヒートテックレジギンスを脱ぎ、再びヒートテックパンツを履きました。常に限界を目指すスピード。






でも、無事にレジギンスと七分を脱いでも、やっぱりものすごく暑いんだよね。ヒートテックのすごさは暑い場所だと良く分かると思う。生命の危機を感じた。






そのうち涼しくなることを願い、スーツケースを待つことに。

18:55






結構待った気がする。

18:56






スーツケース大はケニア帰りに成田で壊れされたので、今回は、中と小の2つで行きました。大を買うヒマはなかった。空港でシャワーを浴びるので小さいスーツケースも持っていたかった。シャワーを浴びた後は、冬物なので。コートも必要だったし。






さて、無事に出てきたスーツケース2つと共に、外へ。時刻は大体19時ぐらい。






レンタカー会社はどこですか

レンタカーは予約済でした。空港内オフィスで借りて、レンタカーヴァウチャーには「ブロックD」と書いてあった。

なので、そのまま「ブロックDはどこですか」とまずその辺の空港の職員に聞いてみた。すると、「ブロックDはないよ」という返事でした。

ないということはないだろうから、少し離れた場所なのかなと思い、「レンタカーを借りているんだ」と言い直してみると、「レンタカーならずっと右へ行って」と言われたので、素直にずっと右へ。






そして、突き当たる。






何で・・・。






カートにスーツケースを2つ乗せて、カメラバッグも乗せて、えっちらほっちらカートを押しながらの移動です。

突き当たってしまったので、Uターンして、又その辺の人にレンタカーのブロックDはどこかと聞いてみた。すると今度は、「レンタカーはブロックDじゃないよ」と言われてしまう。

仕方がないから、「インフォメーションデスクはどこですか」に変えてみた。そしたら、「ずっと戻ったところ」だと言われました。






そして再びえっちらほっちら「ずっと戻ったところ」まで行く途中でATMを見つけたので、600マレーシアンリンギット(約17,400円)をおろしておいた。

※ 1リンギット=約29円で計算






そして又えっちらほっちら進むと、インフォメーションデスクだと言われていた場所は、デスクではなく何かのお店だった。

なので、そのお店のレディーに「インフォメーションデスクはどこ?」と聞くと、アゴで「まだ先」と指示された。







疲れていたので、彼女のアゴ語については何も触れずにそのまま移動。






インフォメーションデスクは、到着ゲートのすぐ左でした。なので、ただカートを押して右へ行き往復しただけだったらしい。






さて、とりあえず、インフォデスクをやっと見つけたので、インフォのお姉ちゃんに「レンタカーはどこ?」と聞いてみると、「一階下へ降りて駐車場へ行って」と言われました。「そこはブロックDなの?」と聞くと、「何それ?」と言われたので、レンタカー屋のヴァウチャーを見せてみた。

そこにははっきりと「ブロックD」とあるので、お姉ちゃん、文句も言えず、「知らないけど、レンタカーなら駐車場だから、一つ下へ降りて」と言う。

なので、「どこから降りるの?」と聞くと、「右へ行くとエレベーターがあるから」との返事。






そして、エレベーターを探しに再び右へお散歩。






突き当りまで行く手前に、確かに4台のエレベーターがありました。でも、満員だったのでかなり待ってしまった。従業員は観光客にエレベーターを譲ると思っていたけれど、一番乗りで乗りこんでしまうという仕事ぶりだったため、私がカートごと入るすきまなどなかった。みーんなみんな行っちゃってから、やっと乗りました。基本的についていないので、こんなことは日常的。






エレベーターを降りて少し歩くと、駐車場への入口を発見。

19:23






いっぱいが車があるから、ここは絶対駐車場。

19:24






だけど、レンタカー会社など一つも見えないな。






駐車場へ入るとすぐに、前から歩いてくる男性が見えました。


「もしもし?」と声をかけるけれども、素通り。




かなり大声で、「ちょっとぉおおおおお」と叫ぶと、やっと「僕かい?」と気が付いてくれた。






「レンタカーはこの階だって言われてきたんだけど」と言うと、「1フロア降りて」と言われました。「そう言われて降りてきたからここにいるんだけど」と言うと、「もう1フロア降りて。まっすぐ行くと突き当りにエレベーターあるから」とのこと。






ここには明らかに駐車場しかないし、仕方がなく言われた通りにエレベーターに乗るべく進んで行く。






駐車場は、屋外というか、窓がなく外の空気が入ってくるので、クーラーはもちろんないので、蒸し蒸しで暑い暑い。もわ~んとしていた。






もわ~んの中、やっと突き当りまでカートを押して行き、誰もいないエレベーターを発見。






ああ、もう、見るからにおかしいよ。まだ押してもいないのに、何でスイッチが上下ともついてるのだ。

19:27






でも、とりあえず「D」と書いてあるのだから、ここがブロックDというのは本当なのだと思う。まあもうどっちでもいいけど・・・。






だけど、エレベーター、全然動いている様子がない。

19:28








これを壊れていると呼ばずに何と呼ぶのだ・・・。






クアラルンプール空港は、大きなハブ空港。もう少しお金をかけてメンテナンスしなさいよ・・・と思いながら、他のエレベーターを探すことにしました。






すると、何と手前にありました。要するに、突き当りまで行かなくてもその途中にエレベーターがもう一つあったのだ。何で突き当りのエレベーターをご指名だったのだろう。






まあいいや。とりあえず、これには乗れそうだ。スイッチが光りっぱなしじゃないし。

19:29






こちらのエレベーターは無事に来てくれて、ドアを開けて迎えてくれました。安心して中へ入り、1つ下の階のボタンを押して、「閉」のボタンも押してみたけど、反応なし。






ポンポン何度も押してみる。










シーン。









どうしようかな・・・と思っていたところ、やっとドアが閉まりました。例えば、車いす用のエレベーターなどは開閉ボタンを押した後でも反応が遅いから、きっとそんな感じだろうと思っているうち、一つ下の階へ無事に到着。






エレベーターから降りると、1階上と全く同じような光景だった。要するに、どう見てもこの階もただの駐車場だろうと思った。

「絶対ここでもないよな」ということで、もう1階下へ降りてみることにした。






降りたばかりのエレベーターに乗り、もう1つ下のボタンを押すと、今度はドアはすぐ閉まってくれました。






でも、動かない。











しまった・・・。






閉じ込められた・・・。






閉所恐怖症は、プチパニック。

すぐさま日本のスマホを出してみると、シグナルがありました。とりあえず助けは呼べるなと安心し、「開」ボタンをガンガン何回も押してみた。






えらく長かった気がするほんの一瞬が過ぎると、ドアが開いてくれました。

又閉まっては困るので、逃げるように外へ。






良かった・・・。






「あんた壊れかけだよ・・」






と捨てゼリフを心で吐きながら、エレベーターを去ることに。






さて、他のエレベーターはといえば、さっき1階上で壊れていた突き当りの位置にあるエレベーターしかない。上の階ではスイッチが光りっぱなしで壊れていたけれど、この階だったら壊れていないなんてことがあるんだろうか。






とりあえず行ってみよう。

ということで、階は違うけど、再び又突き当りへ。






到着した突き当りのエレベーターで、おそるおそる下のボタンを押してみました。





光ってくれた。

不思議だ。







そして、エレベーターは本当にきてくれました。






何なんだ・・・。

さっぱり分からないぞ・・・。






乗ってから、おそるおそる1階下のボタンを押してみる。ドアが閉まってからもドキドキだったけど、無事に到着し、エレベーターのドアが開きました。






どこに着いたのだろうと思いながら出ると、すぐに又ドアがありました。

開けてのぞいてみたら、左側に数件レンタカー会社が並んでいた。






やっと着いたのね。






「ああよかった」と思いながら、開けたドアへカートと一緒に進むと、








ガツンッ









カートの幅を考えてドアを作ってくれ・・・。

もしくはドアの幅より狭いカートを作ってくれ・・・。






通れないのでカートをそこに置き去りにして、スーツケースだけ押してドアの外へ。






私のレンタカー会社は一件目だったので、歩かずに済みました。






19時40分過ぎぐらいだったかな、レンタカー会社到着は。18時に着陸したんですけどね。






そしてこの後、もっと長い時間レンタカー屋のお兄ちゃんと過ごすことになりました。


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-マレーシアレンタカー運転一人旅

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