予約したレンタカー会社
レンタカーの予約はいつもの通りスカイスキャナーからで、予約会社である「アーガス」が出していた現地のレンタカー会社である「スリア SCR」というところを選びました。
理由はもちろん、「一番安かったから」。これに尽きる。
車のサイズは「エコノミー」で、6泊で810マレーシアンリンギット(約23,500円)。でも請求はなぜかユーロで、171.83EUR。この端数からしてマレーシアンリンギットをユーロ換算して出していると思うけど、それが更に日本円になって請求されてややこしかったので、最初からマレーシアンリンギットにして欲しかった。
今回は、ナビを予約してありました。予約会社を通しているため、ナビについては、「現地ではナビがないかもしれません」みたいな注意書きがある時があるけど、特にそのような表示もなかったし、あるだろうなと思っていた。
ようやくレンタカー会社に到着
さて、ガツンッとなったカートを置いてレンタカー会社に到着したはいいけれど、カウンターには誰もいなかった。
「ハロー」と言っても、応答なし。
カウンター横のドアが開いていたので、そこを開けて中へ入り、二つ目のドアをノックすると人が出てきた。
いるじゃないか。
出て来たレンタカー屋のお兄ちゃんにヴァウチャーを見せて、このオフィスの中へ自分の荷物を全部入れて、契約手続開始。
まず、「ナビを借りたよ」と言ったけど、お兄ちゃん、知らない様子だった。だけど、決して知らないとは言わず、「そうだよね、ええとナビナビ・・・」と言って誰かの名前を呼んだ。
すると、お兄ちゃんのお父さんぐらいの男性がやって来て、ナビを探して出してくれた。
とりあえずあったナビに安心した後、アップデートしてあるかと聞くと、2,3カ月前に買ったばっかりだから大丈夫だと言っていた。購入時期だけの問題ではないのだけれど、まあいいやと思い、今度は免責ゼロ保険について聞いてみた。
私「保険、免責あるじゃない?」
お兄ちゃん「〇〇リンギットね(いくらか忘れました)」
私「それ、追加料金でゼロにならないの?」
お兄ちゃん「これは、事故を起こしたら、君が支払う分。後は保険会社が支払うの」
何だか話がずれている。
私「いや、それは知ってるんだけど、その〇〇リンギットっていう限度額があるじゃない?」
お兄ちゃん「そう。それを支払えばいいの」
私「それはいいんだけど、それをゼロにする保険ないの?」
お兄ちゃん「これはね、例えば事故を起こした時とかに払うお金のうち、〇〇分だけを君が払うっていうやつ」
どうしても免責の説明をしたいらしい。
私「免責額は会社によりけりで、でもその免責額をいくらか支払うことで減額又はゼロにできる保険会社もあるでしょ。あなたの会社ではそういう保険、扱ってないのかなと思って」
お兄ちゃん「知らない。本社に聞いてみないと分からないけど、本社はもう閉まってるんだ」
私「じゃあまあいいや」
これだけ会話が成立しなかったところをみると、多分、免責ゼロ保険なんて扱ったことがないに違いない。
ということで諦めて、次はフロントガラスとタイヤについて。マレーシアはもっと治安が悪いと思っていたし、どこを運転するか分からなかったので、窓ガラスを割られても困るなと思ったので。
私「フロントガラスとタイヤの保険は別に加入できるの?」
お兄ちゃん「何の保険?」
私「ほら、どこか駐車中に、何か車から盗もうとして窓ガラス割られたとかさ、保険おりないだろうから」
お兄ちゃん「車の中に何か置いたまま出て行っちゃダメだよ」
・・・・・・。
私「そ、それはそうなんだけど、何もなくても向こうは知らないから、何か金目のものがあるかと思って盗みに入ろうとするかもしれないし、そんな時窓ガラスを割って・・・」
お兄ちゃん「車の中に何か残しておかなければ大丈夫」
90度の角度で左折してみたらそのまますぐ15度ぐらいの角度で右に持って行かれてるような気分だ。
私「国によるかもしれないけれど、窓ガラスやタイヤは強制保険でカバーされないところが多くて、別料金の追加保険でガラスとかタイヤのカバーをつけてくれるところがあるじゃない?そういう保険あったら入りたいなと思ってるんだけど」
お兄ちゃん「暗いところや危ないところへ行っちゃいけない。ちゃんと駐車場に停めておいて」
盗難に遭わない方法の説明が止まりそうにない。
私「何があるか分からないでしょ。誰かが車を見ていてくれるわけじゃないんだから」
お兄ちゃん「一人なのか!!」
到着してから今まで20分以上ずっと一人なんだが、どこを見ていたのだ。
私「一人だよ。いつも一人だよ。だからちゃんと気を付けて、有料駐車場に停めるし、路駐なら明るいところに停めるけど、治安知らないし、盗難に遭って窓ガラス代まで払わされたんじゃ嫌だからさ」
お兄ちゃん「大丈夫。君が盗難事故に遭った時、そこが明るいところだったかどうか見に行くから」
私「・・・」
お兄ちゃん「そして、ちゃんとした場所に停めてたってことが分かれば、君は悪くない」
私「はあ・・・」
お兄ちゃん「君、悪くない、だから、君はお金払わなくていいんだ」
何の話だろう。おそらくは、無過失の話?そうすると、窓ガラスは入っている強制保険でカバーされてる?
ここに書くのはこの程度ですが、もっと会話は長く、色々ありました。全然ダメだった。
予約メールには保険については何も書かれていてないので今でもよくわからないけど、ホームページをチラッと見たら、免責減額はありそうでした。窓ガラスはないような気もした。お兄ちゃん、保険は苦手みたいだし、もう一人のお父さんのほうは英語は全然ダメだし、結局良く分からないままで終わってしまった。
でも、盗難の話の流れで、お兄ちゃんの携帯の電話番号を聞いておいた。
でかしたじゅんこさん。
そして、今度はシンガポールの話を。
私「シンガポールへ車で行ける?」
お兄ちゃん「行けるけど、〇×を買って、▽◇を申請して・・・」
と、ややこしいようだったので、あっさりと諦めることにした。もともと車で行かなくてもいいと思っていたし、現地住人以外は車で行けなそうなのをちらりと読んであったので、諦めるのも早かった。
ただ、帰国後にこの会社のサイトをみたら、シンガポールへ車で行ってはダメだとはっきりと書いてありました。お兄ちゃん、この件についても良く知らなかったみたい。
でも、高速につき、
お兄ちゃん「ここから市内は大丈夫だけど、ジョホールバルへはタッチアンドゴーがないとダメだよ」
この、「タッチアンドゴー」というのは、プリペイド式のカードのことで、このカードで高速代を払います。と言っても、数十円とかだけど。
私「ダメって言ったって、知らないでタッチアンドゴー持たないで乗った人が高速から降りられなくなっっちゃうから、現金で何とかなる方法があるんでしょ?じゃないと高速道路の料金支払い所でストップしたままになるじゃない」
お兄ちゃん「スタンドでタッチアンドゴーを買うんだ。そして、お金を入れておくんだ」
私はそれがなかったらどうなるのかと聞いていたのですが、なくちゃダメだとしか答えていなかった。因みに、彼曰く、タッチアンドゴーが必要なのはジョホールバルだけで、他の料金所はみんな大丈夫だということだった。
それではタッチアンドゴーを持っていない人が困るので納得いかなかったけれど、とりあえずお兄ちゃんではしょうがないので、後日他の人に聞こうと思ってその場は終わらせることにした。
そして、ナビの支払い。90リンギット(約2,600円)。カード請求が95.45リンギット(約2,800円)。
お兄ちゃん「ナビの料金は90リンギットだよ」
私「カードで払いたいんだけど」
お兄ちゃん「カードで払うとGSTという税金がかかって、6%払わなくちゃいけないんだよ。現金だったら払わなくていいから現金で払ったほうがいいよ」
私「そうなの!?マレーシアって、カード払いだけにかける税金があるの?」
お兄ちゃん「そうなんだ。GSTっていうんだよ。90リンギットだから、5.4リンギットも払うことになるんだ。現金のほうがいいよ」
私「変だと思うんだけど、何なのそれ?私これからあちこち買い物行って、みんなカードで払うんだけど、現金だったら6%払わなくていいのに、カードで払うっていうだけで、洋服から何からみんな6%払わされるわけ?」
お兄ちゃん「そう」
明らかに嘘らしいから確認したのに、どうしてもそうだと言い張るので、おかしな話だと思いながらも引くことにした。
私「まあいいよ。6%だし。私、現金持ってるけど、最小限にしたいから、カードで払える場所はみんなカードで払っておきたいの」
お兄ちゃん「現金ないなら、帰ってくるまで待っててもいいよ。返却時にナビ代だけ現金でくれればいい」
私「いいよ。帰りなんて、もっといくらあるか分からないから。カードで払っちゃうよ」
お兄ちゃん「払わなくてもいいはずの6%を支払うっていうの?返却時まで待ってたっていいんだよ」
私「いいって。合計で95.4でしょ?」
お兄ちゃん「そう、5.4リンギットも余分に払うんだ。何でそんな真似するんだ。待ってるから返却時に現金にしよう」
私「だからいいって。カードで払うよ」
お兄ちゃん「本当にいいの?カードだと6%払うんだよ?」
ねばるんだよね。
そこで何となく、ポケットマネーにするのだろうかという疑いが生じた。
イギリスでタイヤのパンクを直しに近所の修理屋さんへ行った時、カードで払おうとしたら「カードだと消費税をもらう」と言われ、現金で払ったことがありました。私はどういう意味かなと考えながら帰ってきたのですが、おそらく現金なら会計つけずに自分のポケットマネーとして処理できるけど、カード払いだと履歴が残るから売り上げを申告しなければならないので消費税も払わなきゃいけない、だから消費税もらう、っていうことなのかなと勝手に理解していた。
6%を払わせたくなくて言ってくれていたのかもしれないけれど、あんまり現金で現金でと言われたら逆に何かあるような気がしてきたので、断固カード払いにした。
因みに、6%は当時の税率です。現在はもっと高いです。それから、分かっていると思いますが、カード払いの時だけ課税というのは真実ではないはずです。
さて、カード払いを嫌がるお兄ちゃんにナビ代を支払って、やっと車を確認しに行った。
予約メールには、「マイヴィ」と書いてあったけど、実物も本当に「マイヴィ」だった。
あんまり綺麗ではないマイヴィ。

かすり傷だらけのマイヴィ。

小さくていいけど。

とはいえ、一番安い車を借りたわけだから小さくて当然なのだけど。

結構古いよね。新車とはほど遠い。

傷等はちゃんと契約書にマークしてあったけど、いつもの通り、確認のため一通り写真を撮っておいた。
この車、初めて見た。日本にはないねと言うと、「トヨタのヴィッツと同じだよ」と言われたので、「違うよ」と即答した。「まあ、ちょっと違うか。でも、ニッサンのマーチとは一緒かな」ときたので、「それも違うと思うけど」ともう一度即答した。
先に書いておくならば、多分乗り心地はヴィッツやマイクラ(マーチ)の比ではない気がした。悪い意味で。
マレーシアのプロドゥアという会社が出してる車らしいのですが、乗った感想としては、一番安い車を借りているわけなので、「まあまあ」と言っておきますが、この車自体に問題があったので、あまりいい印象はないです。
さて、車の中へ入って一言。
「ガソリン満タンじゃないじゃない」。

お兄ちゃん「ああ、そうなんだ、だからちゃんと契約書にほら、満タンじゃないって書いてあるよ。ここのマークぐらいまで入れて返却してくれればいいから、ほら、ね」
と、思い出したように一生懸命言う彼。
ガソリンを1ブロックだけ減らして返却というマルタでやったような難しいことを又やるのか。
マレーシアはガソリンが安いから損してもそれほど腹が立たないだろうけど、量りようがないのだから満タン以外で返却というのはやめてほしい。
レンタカーたるもの、「満タン借り満タン返し」にして頂きたい。
さて、時刻は既に20時40分。
まだまだ会話は終わりません・・・。