クアラルンプールのバードパークに入園
「どこかに鳥がいっぱいいるところはないかな」、と思って検索中、この公園を見つけました。
「バードパーク」という、「そのまんまじゃないか」というような名前の公園で、おそらく世界一の野鳥園ではないかな(英語と中国語のみ↓)。
さて、あんな感じでドライブを終え、無事にバードパークに到着。平日に行ったのは良かったと思う。駐車場は空いていたし、チケット購入には少ししか並ばなかったし。
チケット売り場では、カード払いできるほうの窓口に並び、50リンギットの入場料を払いました。日本円で1435円の請求がきていた。私が行った時はビザ払いで大体1リンギット29円弱だったけど、結局ほとんど現金払いだった。
さて、チケットを購入し、バードパークの地図ももらったけれど、特に園内のレストラン等が書いてないようだったので、入口で入場券を渡す時、チケットをチェックする男の子に聞いてみました。
私「この地図のどのあたりにレストランあるの?」
彼「レストランはないよ」
私「え?何もないの?」
彼「うん」
私「レストランじゃなくてもいいや、カフェとかさ、飲み物飲めるところ」
彼「それもない」
私「じゃあ、ジュース売り場はどこですか・・・」
彼「ありません」
私「・・・。そんなことなくない?屋外じゃないここ?こんな大きな公園で、暑いのに、飲み物売ってる場所ないと、ひからびるじゃない。売ってないなんてことないよ、飲み物だよ飲み物。水とかさ」
彼「うん。じゃああるよ(OK. Yes there is.)」
何だその変わり身の早さは。どっちなのだ。じゃあって何だ・・・。
私「あるのね?」
彼「あるよ」
彼は会話中の3秒ほどの間に念力か何かで公園内にカフェを作ってくれたに違いないので、カフェがあると思って安心して行こう。
では、入園。
しょっぱなからおちょくられる、ではなく、芸術作品を見せて頂く。
いきなり芸術作品の登場で不安になっていたところ、入ってすぐはインコばかりで、少々テンション下がる。
暗い場所でのインコだけでなく、こちらも出しておきます。こんなのがいたらしいけど、見えなかったよ。
先へ進もう。
人工池で、白サギ発見。
懐かしい。
ケニアでも見たよ。
そして、まだ入って間もないなのに、いきなりクジャクが登場。
「生まれて初めてクジャクを生で見た」と書くつもだったけど、香港記をご覧になった方はご存じの通り、どうやら香港で見ていたらしいです。後姿だけだけど。しかもかなり遠かったけど。
だから初めて見たとは言えないけれど、こんなに近寄ることができたのは生涯きっとこの日だけだろうから、やはり記念の「クジャク日」だったと思う。
クジャクな日で喜ぶ
いきなりクジャクにべったり。
カフェのことなんてすっかり忘れていた。
やっぱりみんな撮りたいよね。
そしたら、羽を広げてくれました。
何かが足りない気もするが。
くるくる回り出して、真横に来ました。
この後、クジャクは羽を戻して散歩に出ました。
クジャクがこれしかいないと勘違いしていた私は、後をつけてみた。
羽って、こんな風になっているんだ。
尾行をしていたら、
何かに向かって怒りだしたクジャクに私のほうがびっくりして、
逃げるために場所移動。帰りに又このクジャクを探せばいいやと思った。たくさんいるとは知らなかったので。
白サギともバイバイ。
あれ?
というわけで、
クジャクがあちこちにいることに気が付いた。さすがは世界の野鳥園。クジャクの桁が違った。
ところで、これらは「インドクジャク」で、オスらしいです。メスとオスは色が違うことを知らなかった。
こちらが近所で餌を食べていたメス。後で又いっぱい出てくるよ。
パプアで見たハトもいた。こちらは純粋に野生ではないので、パプアのハトより静かだったけど。
与えられている餌を食べているところとか、あまり自然でないところを見るのは好きではないので、グリーンのメスをまだ見たかったけれど、既に何だかクジャク慣れしている気もしたまま、先へ進むことにした。
少し歩いてふと上を見ると、暗くて良く見えなかったけれども、
アフリカトキコウではないですか。
ああ、ケニア気分。マレーシアなのに。
もう少し行くと、電信柱のようなところにクジャクが。全然不似合いじゃないか。こんなところにとまっていて可哀想に。
だけど、「なんだ、いっぱいクジャクいるんじゃん」、と思って安心してきた。
そして、又発見。
ちょっと独り占め
近寄って行ったら、いきなり羽を広げてくれました。横の女性の服のほうが印象的な気もするが。
だけど、そばへ寄ったら羽を戻されてしまった。なので、又広げてくれるまで少し待ってみることにした。
すると、あっさりと又羽を広げてくれたのですが、本来クジャクが羽を広げるのはメスを惹きつけるためのダンスみたいなものだそうなので、この時周りにまだメスはいなかったから、もしかして威嚇の意味もあるのかもしれない。
とりあえず、羽を広げてくれたので喜んだけど、
何だかちょっとやっぱり違う気がした。
離れるとあまり分からないかもしれないけど。
あの羽の目の玉みたいな模様が、中心部にはなかったのです。
何だか記憶と違うな・・・と思いながら撮っていたけど、
目の玉模様は、そのクジャクによるのだろうと思った。でも、そうではなくて、生え変わるらしいです。だから、時期によってはあの目の玉が全然ないクジャクを見ることになる可能性があります。
年に一度繁殖期に生え変わるそうだけど、マレーシアでは気候もあまり変わらないし、いつが繁殖期なのだろう。私が行ったのは12月でしたが、結構みんな目の玉があるクジャクばかりでしたよ。
やっぱり、目の玉だらけじゃないと、何だかちょっとイメージが違うよ。
目の玉目の玉書くと、目の玉で目玉の親父か何かを探している人の検索に引っかかってしまうので、ちゃんとした名前を書きたい気もする。正式名称、何だろう。
あ、後ろを向かれてしまった。
なので、クジャクの周りをグルグルと回りながら撮っていたのですが、
この写真を撮った後にこの羽が私の体に触れ、
ひえぇぇぇぇっと怖気づいて尻もちをついた。
えらく小さなことにかなり恥ずかしいほどのリアクションとった瞬間。誰もいなくて良かった。
尻もちの後は、クジャクが羽をバサバサとやり出したので、怒りだしたのだと思ったよ。びくびくしながら撮っていたけれど、他の静かなクジャクを探しに行くことにした。
振り返ると、メスにダンスをしていた。これが本来のクジャクの羽広げ。
この後もたっぷりと違うクジャクのダンスを見られました。