3日目④「晴れ女が負けた日」


トイレから正面玄関へ

トイレを見つける前に、水が流れていた何だか良く分からない小さな小屋があったので、そこにちょっと寄ってみた。




暗くて良く見えない上に混んでいたのですぐに出たけれど、昆虫館とかだったのかな。

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そして、あそこに鳥がいるとかいないとかだったので行ってみたけど、

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又しても暗く、しかも柵の中だったので良く見えなくてつまらないので素通り。






とりあえずはやっぱりトイレに行こうということでトイレを見つけたけれど、






あまりにもべちゃべちゃ水だらけだったので、紙もなかったし、トイレも諦めることにした。

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別にトイレに行きたかったわけではなく、旅行中はトイレに行けそうな時に前もって行っておくようにしているだけなのだけど、「もしかしたらこの動物園のトイレはみんなこれでは・・・」と不安になった。

園内の地図をもらいがてら、正面玄関でインフォの人にきれいなトイレがあるかどうか聞いてみよう。






この動物園も、改装とか増築の工事中だったようです。

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私が行く場所は、工事中なことが多い。ついていないので。

このまま工事現場みたいな場所を見ながら正面玄関へ進むとお土産屋さんがあったけど、寄らなかった。水も買わなかった。

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猿も遊んでいたけれど、声もかけなかった。

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トラの後ろの一家が更に後ろのゴリラに狙われているところ。もっと後ろからパンダがそれを見て飛び跳ねて喜んでいる。動物界は謎だらけ。

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あれが正面玄関かな。

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やっぱり正面玄関の方が大きいし、こちら側はお店も多い。あの小さな屋根がインフォメーションかな。

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そうみたいだ。

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地図を入手後、トイレとレストランについて聞いてみた。




 「きれいなトイレがあるレストラン、ないですか?」

インフォ 「え? トイレ? あそこ」

 「あれじゃなくて」

インフォ 「あっち」

 「あのトイレ、びしょびしょじゃない?ちゃんとしたレストランがあれば、トイレが濡れていない確率が高いかなと思って。キオスクじゃなくて、普通のレストランありますか?」




彼、英語が分からないらしかった。インフォメーション勤務だから分かると思ったけど、「トイレ」の単語しか通じなくて、困って誰かを呼びました。

そして、もう1人来たその誰かに事情を説明したけれど、多分彼も分かっていなかった。「レストランはあっち」、「トイレはそっち」とか、そんな感じだったので。

あれが最高のトイレなら、別にそれはそれでいい。それが分かっているならあそこへ入ればいいだけのことだから。私にとって、パプアのトイレより恐ろしいトイレはないし。

この時はまだ、「たまたまそんなトイレだったのだろうな」と思っていたので、綺麗なトイレがどこかにあると思っていた。綺麗というか、「濡れていないトイレ」かな。




ここは国立の動物園だし、レストランはきっとまともに違いないので、そこでトイレを借りようと思った。まだまだ数時間はトイレなしで大丈夫だから、ゆっくり鳥でも探そうかな、と。






鳥を探そう

キリンがいたけど、ケニアでいっぱい見ていたのでまあいいよ。

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あの向こうに見えるのは、ペリカンかな。もう少し行くと池の端に着くから、そしたら鳥がいっぱいいるのかな。

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パンダマニアが泣いて喜ぶ休憩所。

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少し進んで池の端に到着。中州に見えるのは、

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コウかな?

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飛んでいるところを撮ってみたら、空に目がいった。とっても暗いじゃないか。

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いかにも雨が降りそうだけど、降ってもすにぐ止むはずだ。

何といっても、私はとっても「晴れ女」なのだから。






でも、この池って、

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コウとペリカンしかいないのかな。

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つまらないから、先へ進もう。






鳥が何種類かいる場所へ入って行くと、こんな青いのがいるという看板があった。

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金網の中じゃないか。これじゃ撮れないよ。

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しかも、なんだかすごく怒鳴り出した。

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あっちにまだ何かいるのかなと思ったこの時、

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ざざざっと降り出してきてしまった。







ザザザッ

まだベンチがびしょびしょにならないうちにと思い、ここでバッグをベンチに置いて、折りたたみ傘を出し、「マイ折りたたみ傘」初登場。写真はないけど。

ここは金網だらけでどうせ写真が撮れないと思い、雨は降っていたけれど、マイ折りたたみをさしたまま池のほうへ戻ってみた。






傘の中からコウを撮る。

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全然面白くないな。

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と思っていたところ、「傘こそ邪魔だ」というほどの大雨に変わってしまった。






時刻は12時45分。動物園に入ってまだ1時間も経っていなかった。

カメラを前に抱いて濡れないようにして、折りたたみの傘もしっかりと両手で握り、どこか屋根のあるところを探しに行くことにした。

少し歩くと野鳥園で見かけたような屋根のついた休憩所が見えたので、そこへ向かって歩いて行った。みんな同じ行動をとるため、そのあたりにいた人たちがこぞってそこに入ってきてしまい、すぐにほぼ満員状態。

体が3割ほど濡れるポジションしか空いていなかったけど、何とか場所を確保した。数分そこで3割濡れながら立っていたけど、どうせ3割も濡れるなら「何か意味あるのかな」と思い、すごい大雨の中、8割濡れることを選び、もう少し先の休憩所へ移動することにした。




傘は、「脳天の一部を濡らさない」という意味では利用価値があったけれど、結局体中びしょびしょになりました。必死でカメラは守ったけれど、傘で何とかなるだろうと安心しないほうがいいと思います。




非常に気持ちが悪いほど体を濡らして到着した休憩所は、最初の休憩所より大きくて人も少なかったので、こちらでは濡れない場所を確保できました。

晴れ女なもので、私が行く日は降水確率を大きく下げる人生だったと思うけど、この日の雨は、洪水になるかと思ったほどすごかった。




こんなだもの。

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あまりに退屈だったので「雨のコウ」を撮ってみた。

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スコールだから10分ぐらいで止むかな・・・なんて思っていたら、軽く1時間ぐらいこの調子だった。

ネットがあるわけでもなく、本があるわけでもなく、ヒマつぶしに喋りたいような相手もおらず、ベンチは空いていないから座れないのでお尻をつけないようにしゃがんで、今まで撮った写真をただずっと見ていた。




写真が少なくて全然ダメだった。とてもカレンダーなんて無理だと思った。

だけど、すっかり忘れていた雨季というものを思い出させてくれたこの雨、数時間降り続けたらどうしよう。ここ、それでも待つほどの公園だろうか。鳥の種類も少ないし。動物は少しいるみたいだけど、見慣れた動物ばかり。

しかも、鳥って、放し飼いじゃないよね。やっぱり野鳥園とは違うよ。雨だって、止むかもしれないけど、又降ったらどうするのだ。既にかなりのぬかるみだし。

もう今日は、雨が関係ないところに行こうかな。




明日はクリスマスで、プレゼントも兼ねて半分は買い物デーにしようと思っていたけれど、予定を早めて、これから行っちゃおうか。アウトレットなら屋根があるし。

今日はこんな空だから、きっと又降るよ。降りっぱなしに違いない。

何だ、もう14時近いじゃないか。動物園を観光した時間より、雨を避けていた時間の方が長かったな。

もうここは出よう。






少し雨の勢いが衰えた気がした時、もう動物園を諦めるべく、休憩所を出てレストランとやらにちょっと行ってみることにした。






途中何かがいたので少し気を取られて迷ったけれど、

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やめておいた。






やっとレストランへ

お土産屋は開いていなかった。何でだろう。

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あれがレストランかな。

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思いっきりファーストフードだな。

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良く分からなかったけど、チキンのセットを注文。

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飲み物は、コーラと、後で車で飲む用のりんごジュース。

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コーラは、「溢れ出ちゃってどっから飲むのさ」、という勢いでこぼれていたので、トレーに乗せたままにしておいた。




コーラはどこで飲んでも同じ味だろうけど、チキンの方はというと、とってもまずかった。付け合わせのマッシュドポテトも。

ケンタッキーに近いものを想像していたが、想像で終わった。






さて、店員に、「まともなトイレ」はどこかと聞いたら、右側を指刺されました。






行ってみたら、びっちゃびっちゃだった。

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トイレは諦めてすぐに出て、先に食事を終わらせることにした。というほどちゃんと食べてはいないけど。

改めてちゃんと誰かにトイレのことを聞いてみようと思い、会話から英語が聞こえたらその人に聞こうと思ったけれど、英語が聞こえなかったので、たまたま隣にいた子供連れのお父さんに聞いてみた。






 「あの、英語、話しますか?」

お父さん 「はい、大丈夫」

 「トイレを探しているんだけど」

お父さん 「あそこだよ」

 「いや、あそこ以外で。何て言うか、その、いつもびしょびしょでね。どうしてもびしょびしょのトイレしかないならそこに入るんだけど、きっと濡れていないトイレがあるんじゃないかと思って。女性トイレの話だから、知らないかな。なんか、トイレ、濡れてませんか?」

お父さん 「ああ、わかるわかる」

 「どこかにきっと、ちゃんとしたトイレあるんじゃないかと思うんだけど、私マレー語も中国語も話さないから的確な説明できないようで、もしマレー語か中国語話すようなら、誰かに濡れていないトイレがどこか聞いてもらえませんか?」

お父さん 「大丈夫、それならあっちにあるよ」






と言って、左側を指さされた。

ああ良かった。






言われた通りに左側のトイレへ行き、ドアを開けようとしたら、店員の男の子が飛んできて私を止めた。






 「なに?」








男の子 「そこ、男子トイレです」






















結構流暢な英語だったけど、会話、成立していなかったのか。

濡れていないトイレ=男子便なのか。

それとも、私を男だと思ったのか・・・。






もう諦めよう。

この旅行では、素直に人の言うことを真に受ける前に疑うべきだ。






と、やっと何となくこの旅行を無事遂行させる心構えができてきたところで、店から出た。

15時前だったかな。






リンゴジュースを持って車へ戻り、何も盗まれていないので安心し、停めた所も大してぬかるみになっていなかったのでもっと安心し、運転席で落ち着いた。

多分、最初にセットしたのはシルカホテルの近所のアウトレットだったと思う。マイナーなアウトレット。






だけど、出発後、すぐに急ブレーキを踏むはめになってしまった。


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